【伝統工芸士　曽根武勇】 特選工芸紋織御召 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「弥左衛門間道」 軽やかで繊細な織の表情… さすがの仕上がり！ 身丈161　裄66

【仕入れ担当　吉岡より】
伝統工芸士【　曽根武勇　】による、織の技術の高さが
感じられる先染めの紋織御召訪問着のご紹介です。

密な地風の紋織、名物裂を現代的にアレンジした
お柄がが味わい深いお品で、芸術や観劇、ホテルランチなどの
カジュアル寄りのシーンに重宝いただけることでしょう。


【色・柄】
細く繊細な糸を用いて織り上げた御召地は
サラリとして軽やかな風合い。

地色は穏やかな紺鼠色を基調として
白茶色の縞模様が一面に込められて、
着姿として、配置を計算された「弥左衛門間道」が
白茶色と黄色を加えて織り成されました。


【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
洗いに出されたと見られるしつけ糸がついており、
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。


【　曽根武勇について　】
伝統工芸士
工房田歌主宰

公家装束の製織などを担ってきた、西陣の高度な
技術を今に伝える染織作家。
朱珍ぼかし、経錦、風通、糸錦、上代錦、吉野格子、
望月間道など、伝統工芸織物に指定されている
13種の技法のうち12種をはじめ、他にもゴブラン織や
すくい織など多彩な織で作品を創作している。

【　経歴　】
1945年　静岡県焼津生まれ。
1963年　静岡県立浜松工業繊料卒
　　　　学卒後全国物産地を見閉、各地の染織者を訪ねる。
1984年　染織工房田歌設立。
1985年　第9回全国伝統的工芸品展入選。
　　　　第14回日本工芸会近畿展入選。
　　　　法隆寺昭和大修理「幡」製織。
1986年　第13回工芸産業技術コンクール入選。
　　　　第10回全国伝統工芸品展入選。
　　　　第15回日本工芸会近畿展入選。
　　　　西陣織大会通産大臣賞受賞。
1992年　薬師寺伎楽衣装縫織。
1993年　西陣織大会中小企業庁長官賞。
1994年　平成6年 伝統工芸士認定。
現在、様々な作品をコンクールに出品している。