商品番号:1488357
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
古い歴史を誇る西陣より高級御召着尺のご紹介でございます。
今、着物雑誌や高級呉服専門店などで
見直されている先染めお召しのきもの姿。
紬や小紋ほどカジュアルすぎず、染め訪問着ほどの格式張らず…。
ホテルやレストランなどでのお食事、華やかなパーティーにも帯合わせ次第で。
ちょっとしたお出かけだったら、名古屋帯を合わせて。
パーティーや お稽古だったら、袋帯を合わせて。
最近きものの雑誌にも特集を掲載して、
お茶会やカジュアルに向くコーデを提案したりして、
いろんなバリエーションできる着物でしょう。
現代のお着物シーンにマッチしたその上品な仕上がり。
実は、一番着用シーンの多いお着物かもしれません。
一着持っていれば、様々なシーンで着用できます。
現代に通ずるモダンなデザイン、こだわりの織、
ぜひお手元でご堪能頂きたく存じます。
さらには嬉しい広幅でございます。
どうぞこの機会をお見逃しなくお願い致します。
【 お色柄 】
絹本来の光沢感が感じられる地は、さらりとしなやか。
ひと目で上質と感じられる織上がり。
染めのものと見紛うほどの、精巧な織りは、
是非ともお手元でご確認いただきたいお品でございます。
光沢感のある絹地はシックな黒色を基調にして、紺鼠色(くすんだ青色)にてモダンな格子を織りなして。
御召特有の軽やかでシャラリとした手触りで、
上質な着心地をご実感いただけることでしょう。
しっかりとした生地質に肌にふわりと添う感触が、
御召ファンの方を魅了してやまない独特の感性。
趣味のお集まりや観劇、ちょっとしたお出かけなどに、
洋装の方の多いシーンにもお洒落にお召しいただけるおきものです。
帯で合わせ次第でもその個性を存分に発揮して。
【 御召について 】
「お召し」は、徳川11代将軍家斉が好んで
お召しになったところからその名が生まれたといわれています。
正式名はお召縮緬で、あらかじめ精練、染色した糸を用いて織られる先染めの縮緬織物です。
特有のシャリ感をもち、表裏同柄に織り上げられるお召し。
おきものとしてお楽しみになられた後は羽織やコートに、また撥水加工をして雨コートにしていただくこともできます。
それだけの品質に飽きの来ない表情は、本当に末永くご愛用いただけるお品です。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%
長さ約13m 内巾39cm(裄最長約74cm)
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
5月下旬~6月、9月~10月上旬の単衣頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事会、お茶席、お稽古事、街着、カジュアルパーティー、ランチなど
◆あわせる帯 お洒落袋帯、九寸名古屋帯、八寸名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
[ 袷 ]
地入れ3,300円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て28,600円+ガード加工6,050円(全て税込)
[ 単 ]
地入れ3,300円+衿裏2,200円+海外手縫い仕立て28,600円+ガード加工6,050円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
※こちらの商品は、雨などの水分に対して特ににデリケートな生地ですので、
お仕立ての際には、撥水加工されることをお薦め致します。
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