【 仕入れ担当 岡田より 】
シンプルに織りの風情をお楽しみいただきたい、
本場琉球南風原花織紬のご紹介です。
証紙類は付属しておりませんが、花織の組織と
地風より、南風原の花織かと存じ上げます。
落ち着いた彩りにて織り上げられており、
カジュアルシーンに重宝いただけることでしょう。
【 お色柄 】
肌に心地よい、ハリのある墨黒の紬地に、
絣を込めた縞に、ごくごくシンプルな
薄桜色と薄柳色の花織の襷紋様があしらわれております。
シンプルながら、奥行きある表情が大変魅力的。
すっきりとした幾何学のデザインで、南国の織物らしい
独特の表情はそのままに、現代の街並みにしっくりとなじむ
表情に仕上がっております。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れてまいりましたが、洗われて保存されていたのでしょう、
仕付け糸もついたままの美品でございます。
お目に留まりましたらお値打ちに御召くださいませ。
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南風原花織について
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2017年 経済大臣指定伝統的工芸品指定
明治以降南風原地方で織られてきた花織。
ヤシラミ花織、クワアンクワアン織り、
タッチリーなど、産地にしか存在しない
名称があり、多彩な花糸で表現されるその模様は
美しく、図柄に立体感があり華やかな印象。
南風原花織では8枚ほど(多いものは10枚)もの
綜絖を順番に操作、図柄を浮かび上がらせるため
大変複雑で職人の腕が問われる。
喜屋武八織、照屋花織など独自の花織、
浮織の技法を確立している。
南風原花織の染色は、県内で採取される琉球藍、
福木、テカチ染等の植物染料を、化学染料については、
絹は酸性染料、木綿はスレン染料、反応染料、
直接染料が用いられる。
表裏:絹100% 縫製:手縫い
背より身丈153.5cm(適応身長148.5cm~158.5cm) (4尺 0寸 5分)
裄丈63.5cm (1尺 6寸 8分) 袖巾32cm (8寸 4分)
袖丈49.5cm (1尺 3寸 1分)
前巾24.5cm (6寸 5分) 後巾29.2cm (7寸 7分)
◆八掛の色:濃藍・無地
※ガード加工済のタグが縫い付けられております。
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈70.5cm (1尺 8寸 6分) 袖巾35cm (9寸 2分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。
※寸法を最大寸まで変更する場合胴裏の交換が必要となる場合がございます。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる帯 洒落袋帯、カジュアル向けのデザインの名古屋帯、半幅帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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