商品番号:1470413
【 仕入れ担当 中村より 】
丁寧な仕事、構図の美しさ、色彩感覚。
匠の洗練されたセンス、確かな技術がダイレクトに伝わって参ります。
京の最高の染め技術が終結された逸品とっても過言ではないでしょう。
めったとご紹介の機会も無い特選ものの傑作京友禅九寸名古屋帯のご紹介です!
特選の本格京友禅…。
この仕上がり、きっと染めものに詳しいお方なら、
その良きものの価値をお分かり頂けることと思います。
小紋や色無地、織のお着物に合わせて…
帯姿をアクセントにして、存分にお楽しみいただけましたら幸いでございます。
【 色・柄 】
手描糸目友禅の染めの緻密な仕事が施された特選染帯。
生地に用いたのは伊と幸ブランドの駒塩瀬地です。
程よいハリと重みを感じる発色の美しい絹地です。
地色は淡く明るい白鼠色を基調として、
繊細な構図の「更紗の丸」が描き出されました。
背景にほんのりと墨色のぼかし染めも施し、
実に細やかな構図と、一つ一つに鮮やかな色使い。
その確かな加工ぶりに、思わず目を奪われる仕上がりです。
【 染元について 】
なかなかご紹介の機会も無い作品の為、染元のお名前は伏せさせて頂いております。
昔ながらの手仕事にこだわり、手描き友禅や手刺繍でのものづくりを続けておられ、
フォーマルきものを中心に、小紋や染帯も制作されています。
毎年の流行色を取り入れた、現代女性に合うデザインや
古典を基調とした奥行きのある構図で定評のある染元さんです。
お気になられる方はお気軽にメール・お電話でお問い合わせ下さいませ。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100% 長さ3.6~3.7m(お仕立て上がり時)
白生地には、伊と幸ブランドの特選駒塩瀬地を用いております。
※おすすめ帯芯:突起毛綿芯 ◇お太鼓柄
◆最適な着用時期 12月~翌年4月の袷頃(冬~春)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 街着、観劇、コンサート、行楽など。
◆あわせる着物 付下げ、色無地、小紋、織りのお着物など
★名古屋仕立て(税込10,450円※綿芯「突起毛芯」代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込13,750円※綿芯「突起毛芯」代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込13,750円※綿芯「突起毛芯」代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+1,650円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。
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