商品番号:1465868
【 仕入れ担当 竹中より 】
手仕事に帰り、生活と芸術の統一をめざす―
多方面で精力的に活動し、詩作、デザインなどの多分野で
大きな業績を挙げたモダンデザインの父、『ウィリアム・モリス』。
そのウィリアム・モリスの図案を元に、新たにデザイン化、
熟練の織技で1本の帯に織り上げた、創作性の高いお品。
『現代』の感覚で爛熟期の美をとらえたこだわりの洒落袋帯でございます。
しかも…
織り上げは帯に精通された方であれば、
その名を耳にされた事があるでしょう。
西陣、【 紫紘(しこう) 】。
品揃え豊か、かつ老舗の専門店ですら
取り扱いがあるかどうか…
それほどレア。
同じ西陣の機屋であれど、織り上げの数はかなり少なく、
かつ、どれも贅をこらし、技術の粋を集め
織りだされておりますので価格はおのずと高額に。
『欲しい!』となりましても
先述の通り、数がございませんのでご要望をいただき、
探しに探し、年をまたぎ、満を持しての
ご紹介となる事がほとんどでございます。
本品は、そんな紫紘のお品。
西陣でもかなりの帯をお持ちの問屋さんに、
長期にわたりお願いを重ね、厳選してのご紹介となりました。
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
まとまりある茶と黒紺のステッチのようなお柄を込めた
紋織の市松地に浮き沈みする、美しい花のデザイン。
こちらのお柄は1875年から80年頃に製作された
タイルの文様がモチーフとなっております。
不思議な魅力にあふれた創作品。
お洒落訪問着から付下げ、色無地、小紋、
また上等な織りの御着物にも、とりあわせの妙味にて
ワンランク上の装いをお楽しみください。
ハイグレードな帯姿をぜひコレクションにお加えください。
お目にとまりましたら是非この一期一会の出会いに。
終生お手元でご愛用いただけるお品となりましたら幸いでございます。
【 Web限定販売品について 】
Web限定のお値打ち価格にてご紹介いたします。
本品はご注文をいただいてから、お取り寄せいたします。
(お取り寄せに約1週間ほどかかる場合がございます。)
また、実店舗・展示会にてご覧いただくことは出来かねます。
予めご了承くださいませ。
【 紫紘について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.2300
1920年(大正9年)創業 ※前身 山口織物所
1954年(昭和29年)設立
創業者は山口伊太郎(やまぐち いたろう)
企画、デザイン、織設計、製織、販売までの
工程の製造卸一貫の機屋、西陣では珍しい形態を取る。
時代と共に移り変わるもの、変わらないものを注視し、
何時の時代にも新鮮な提案を指針に織物作りに努めている。
製織数が限られており、品揃え豊富な
老舗の専門店ですら取り扱いは少ない。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹:95%
ポリエステル:3% 指定外繊維(紙):1% レーヨン:1%
長さ:4.35m
柄付け: 表:お太鼓柄 裏:全通柄
耳の縫製:かがり縫い
おすすめの帯芯:綿芯「松」
西陣織工業組合証紙NO.2300 紫紘株式会社謹製
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 趣味のお集まり、カジュアルパーティー、お茶席、
お稽古、芸術鑑賞、観劇、おでかけ、お食事 など
◆あわせる着物 洒落訪問着、付下、色無地、小紋、織のお着物 など
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