商品番号:1413813
(税込)
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【 仕入れ担当 岡田より 】
絶えた技術を今の世に…
長い琉球の織物の歴史の中で、人々の想いによって復活を遂げたお品。
とても希少な【 知花花織 】の綿八寸帯のご紹介です。
弊社でも、綿を用いた知花花織の半巾帯のご紹介はございますが
八寸名古屋帯のご紹介は本品が初めてです!!
一糸一糸、手織りで丁寧に織り上げたその風情。
ずっと見ていられるほどに美しく…
手織りならではでしょう。
力強さの中に光る可憐さ。
カジュアルな普段使いに本物を身に着けて…
日常生活を更に楽しく、心弾むものにできるもの嬉しい一条。
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
しっかりとした地風の赤色の綿地に、
黄色、黄緑、白の配色で浮文を込めたシンプルな間道が
すっきりと織り描き出されております。
意匠の自然な凹凸によって生まれる陰影、大地に根ざした、
深みを感じさせる色使い、それらがあわさって表現された素朴な味わいは、
民芸味とやさしいあたたかみを感じる仕上がりです。
【 知花花織について 】
沖縄県沖縄市知花で作られている織物。
戦時中の様々な要因から途絶え、
約100年もの間その手技が伝えられることなく、
その織物を知る人も、 現存する織物すらなかったという幻の花織。
2000年より、失われた染織文化の復元・復興を目的に、
「知花花織」を蘇らせる試みがスタートいたしました。
聞き取り調査やわずかに保存されていたものから調べ、
知花花織による衣裳が用いられていた祭礼も取材。
その間にも2000年12月には「知花花織」3件が沖縄市指定文化財に指定され、
「知花花織」は、地域独自の染織文化として、
およそ一世紀ぶりに琉球の地で新たな息吹を吹き込まれました。
多くの花織は横方向に緯糸が浮いて柄がでているものですが、
「知花花織」は、縦方向に浮糸が浮いて模様を出す花織で、模様が
縦方向に連続して浮く経浮花織(たてうきはなおり)と、刺繍のように
糸が浮く縫取花織(ぬいとりはなおり)の2種類の技術が用いられております。
綿100%・金属糸風繊維除く 長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
柄付け:お太鼓柄
【 付属証紙 】
経済大臣指定伝統的工芸品・知花花織の証紙
沖縄県織物検査之証
沖縄県伝統工芸品之証
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 街着、ランチ、音楽鑑賞、観劇など
◆あわせるきもの 小紋、織のお着物など
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