思わずため息が溢れるような、唐織の豊かな表情。
美しい色彩…
能装束唐織の大御所、【山城機業店】。
他とは明らかに一線を画する気品を漂わせて…
こだわりのフォーマル袋帯をお探しの方必見です。
逸品西陣唐織袋帯をご紹介いたします。
能装束は、能楽を庇護した公家や武家・僧侶など、
上流貴族の人々からの拝領品をもとにつくられたものでした。
当然のことながら、それらは贅を尽くした当時の一級品であり、
その中から、さらに優れたものが選ばれたのです。
今日のような着装の形式化は、
能が徳川幕府の式楽に制定されて以後のことで、
役柄によって、装束にいくつかの種別化がなされました。
三番鬘物(かずらもの)の女役が表着に着用する衣装が、唐織。
そして、これこそが能装束の中でも、最も華麗なものだったのです。
しなやかに織り上げられた墨色の帯地。
一面を埋め尽くすふっくりと富貴なぬき糸使いにて…
高尚な異御割付文が織りあらわされました。
規則正しい連続文様は、悠久不変の古典美の世界を感じさせて、
藁・藤・生成・花田・赤茶・松葉など、
その彩りは大変豊で見ているだけで吸い込まれてしまうほど…。
本物だけがもつ存在感が、明らかに他とは異なる仕上がりです。
伝統的な意匠でありながら、卓越した表現力。
唐織の富貴なぬき糸はこんもりと優しく。
本物だけがもつ存在感。
「能の幽玄美」という価値追求の中で生まれたものが、能装束唐織。
応仁の乱以来、織技の面から支えてきた西陣の伝統を忠実に踏襲し、
帯という形に創作し、結実したものが、こちらのお品でございます。
彩り豊かで極上の質感。
重厚かつリズミカル。
能装束唐織の軽くしなやかな織り味を、ぜひお手元にてご確認くださいませ。
留袖から訪問着、色無地などとのコーディネートに。
お値打ちに出回っている唐織のお品とは、その出来栄えが全く異なります。
本物をお探しの方に!
どうぞこの機会をお見逃しのないようにお願いいたします。
【 山城機業店について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.216
1918年(大正8年)創業
屋号:伊勢屋孝兵衛
西陣でもとりわけ唐織の技術で定評のある機屋。
大戦中に企業整備令により廃業、戦後9代目が
帯地製造を再開した。
1952年に株式会社に改組。
1997年に10代目に代替わりし現代に至る。
絹93%・指定外繊維(和紙)、ポリエステル7%
長さ約4.35m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No.216 山城機業店謹製
柄付け:六通柄
耳の縫製:袋縫い
おすすめの帯芯:綿芯「都」
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式・披露宴へのご参列、式典、初釜、パーティー、ご挨拶、
ご入卒・七五三のお付き添い、音楽鑑賞、観劇など
◆あわせるお着物 留袖、訪問着、付下げ、色無地など
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