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ダイヤモンドをもっと身近に『今与』後編 「日本のジュエラーを訪ねて」vol.6

ダイヤモンドをもっと身近に『今与』後編 「日本のジュエラーを訪ねて」vol.6

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今、熱い注目を集めているのが「ラボグロウンダイヤモンド(Lab-Grown Diamonds)」。天然のダイヤモンドは地中の炭素が何千年もかけて奇跡的に結晶化しますが、その生成工程を人工的に再現したものです。

2026.04.30

ファッション

京都で160年の歴史を誇るジュエラー 『今与』前編 「日本のジュエラーを訪ねて」vol.5

Chapter 1 どの年代にも“欲しい”が見つかるラインナップ

さまざまなカラーストーンを使った「Hyacca」のリング

さまざまなカラーストーンを使った「Hyacca」のリング。重ね付けして楽しめるのも嬉しい。
右:マルチリング(サファイア×ダイヤモンド×YG)825,000円 
左:ピンキーリング(サファイア×タンザナイト×アクアマリン×トルマリン×ダイヤモンド×Pt)462,000円

『今与』は、お求めやすい価格から目のくらむようなジュエリーまで幅広く取り扱っており、4つのオリジナルブランドを持っています。

前編でご紹介した「kagayoi(かがよい)」はハイジュエリーブランド。

「kagayoi」にもデイリーユースに向くタイプも

「kagayoi」にもデイリーユースに向くタイプも。右のピンブローチは衿留としても活用できます。
「かぐるま」かんざしシングルペンダントM(ダイヤモンド×Pt×Sv)2,310,000円
同・ピンブローチL(ダイヤモンド×Pt)825,000円

「Hyacca(ひゃっか)」はモダンでファッショナブルなラインナップを揃えるブランド、ブライダル&アニバーサリーのブランドは「ICHAROI(いさろい)」、日本初のラボグロウンダイヤモンドを扱う「SHINCA(しんか)」と、特徴ごとにブランドが分かれています。

「Hyacca」のリング

モダンでファッション性の高いシリーズを揃える「Hyacca」のリング。重ね付けや複数の指に着けて楽しむのもおしゃれ。
リング「インデックスリング」・左:(ダイヤモンド×PG)825,000円 
同・中:(ダイヤモンド×YG)737,000円
同・右:(ダイヤモンド×Pt)1,375,000円

「ICHAROI」は、ブライダル&アニバーサリージュエリーブランド

「ICHAROI」は、ブライダル&アニバーサリージュエリーブランド。ユニセックスで楽しめる地金タイプや重ね付けしたいエタニティ―などが揃っています。
左:神が宿る木とされる松をデザインした「松葉」シリーズ。内側は松ぼっくりがモチーフ。松葉YGリング(YG×ダイヤモンド)374,000円 
中:繊細な彫金細工によりマット仕上げになった表面にステンドクラスのようにダイヤモンドが嵌め込まれた「Vitrail(ステンドグラス)」シリーズ。ステンドグラスL(ダイヤモンド×Pt)265,000円 
右:マリッジリングと重ね付けしたい0.5ctのエタニティ。Inlay/0.5ct(ダイヤモンド×Pt)319,000円

Chapter 2 注目の「ラボグロウンダイヤモンド(Lab-Grown Diamonds)」とは?

今、熱い注目を集めているのが「ラボグロウンダイヤモンド(Lab-Grown Diamonds)」。

天然のダイヤモンドは地中の炭素が何千年もかけて奇跡的に結晶化しますが、ラボグロウンダイヤモンドはその生成工程を人工的に再現するもの。

1.00ctのラボグロウンダイヤモンドが存在感を放つリング

1.00ctのラボグロウンダイヤモンドが存在感を放つリング。これだけの大きい石でも手が届きやすい価格。
「SHINCA」L006ラボグロウンダイヤモンドリング(LGD×Pt)396,000円

炭素のチップに高温高圧をかけて結晶化させるHPHT法(高温高圧法)と、炭素を含むガスを真空で高温に加熱するとできる種結晶上に炭素原子を重ねて成長させるCVD法(化学気相蒸着法)の2つの方法があります。

いずれも成分としては、天然ダイヤモンドと同じ。また生成過程をコントロールするのは難しいため、一つひとつに個性が宿るのも特徴です。

「SHINCA」のラボグロウンダイヤモンド

大粒のダイヤモンドが驚くほどの値段で楽しめる「SHINCA」のラボグロウンダイヤモンド。石が一層輝くように、石座にはプラチナを使用。
上:センターストーンは2.0ctと迫力が。L101 ラボグロウンダイヤモンドリング(LGD×Pt×YG)660,000円 
中:3石で計1.5ctのリング。L102 ラボグロウンダイヤモンドリング(LGD×Pt×YG)627,000円 
下:2.0ctのオーバルカットのセンターストーンが燦然と輝いて。L104 ラボグロウンダイヤモンドリング(LGD×Pt×YG)660,000円

天然ダイヤモンドは、その希少性ゆえに高額です。さらにファンシーカラーダイヤモンドになると、とても庶民の手には届きません。

一方で、ラボグロウンダイヤモンドの価格は天然の1/3~1/4とリーズナブル。多くの方がダイヤモンドの輝きを愉しむことができるのです。

Chapter 3 社長が語る今後のビジョン

今与は国内2店舗に加え、海外にも3店舗を展開しています。

今与の六代目に当たる今西信隆社長は、

「弊社の技術力や品質は世界的なブランドと遜色ないと自負しています。これからは、自社の歴史やルーツを強みとして、オリジナリティの高いジュエリーを拡充していく予定です」

と語ります。

今与の六代目に当たる今西信隆社長

現在、注力しているのはラボグロウンダイヤモンド。

「ダイヤモンドをもっと身近に感じてもらえたら、という思いから『SHINCA』というブランドを立ち上げました。普段は手の届かない大粒のダイヤモンドなど、多様な選択肢をご用意しています」

と続けます。

春と秋に行われる今与の展示販売会『展』

春と秋に行われる今与の展示販売会『花繚(かりょう)展』。「kagayoi」「Hyacca」のすべてのラインナップが揃い、全国からVIPが集まります。春は京都・東山の将軍塚青龍殿で、秋はザ・リッツカールトン・京都と清水寺で開催。

「ジュエリーは身に着ける方の個性を引き立てます。自身の輝きを増すために、ハイジュエリーも楽しんでいただけたら」

と今西社長。ジュエリーを自己表現の手段にしてもらえたら、と話します。

10万円台のチャームから数千万円のハイジュエリーまで、さまざまなブランドで日本のジュエリー界を牽引する今与。今後の発展が楽しみです。

今日の装い

城間栄順さんの琉球紅型の訪問着に、秋山眞和さんの浮織袋帯で。藍型の着物は肩裾に型付けされています。

今日の装い

左手のリング:「kagayoi」から「はなかさね」ふんわりパールリング(ダイヤモンド×真珠×Pt)1,023,000円、
右手のリング:「Hyacca」インデックスリング(ダイヤモンド×Pt)1,375,000円

着心地の良い紬地で、3シーズン楽しめるのも魅力。養蚕から手がける秋山さんの帯は、草木染の鮮やかな色が特徴。浮織の帯で華やかさをプラスしました。帯締め・帯あげ、草履は私物。

撮影/安河内誠

ヘアメイク/田中信子
メイク・着付け/豆多景子(ともに市田ひろみ美容室)

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