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着物がひらく、子どもたちの未来。「京都、大人女子旅」vol.2

着物がひらく、子どもたちの未来。「京都、大人女子旅」vol.2

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時代の変化を受け入れて日常を楽しむ大人の女性たち。そこには着物がひとつの選択肢に。大人の流儀で京都を堪能する皆さんをご紹介する2回目は、社会的な活動に参加するひとときに密着。着物で臨んだガラパーティー、そこに込められた願いについてご紹介します。

2026.03.16

カルチャー

着物でチャリティー・ガラパーティーへ! 「京都、大人女子旅」vol.1

着物でチャリティー・ガラパーティーへ

多様性の時代を生きる私たち。比べるのではなく、両者を受け入れる大らかな心こそ、毎日を軽やかに過ごす鍵となるのではないでしょうか。

今、固定観念にとらわれることもなく、時代の変化をしなやかに受け入れて日常を楽しむ大人の女性たちが増えています。

着物で楽しむ京都のチャリティー・ガラパーティー

ここにも、そんな女性たちが4人。

東京在住の彼女たちは『子供地球基金』主催のガラパーティーに出席するため、京都を訪れました。そしてパーティー前日に京都へ赴き、品格と遊び心のある贅沢なひとときを楽しんでいたのです。

大人の流儀で京都を堪能する皆さんを、5回にわたってお届けします。

大人女子メンバーの皆さま

京都滞在を楽しんだ大人女子メンバーの皆さん。

右から、
Rさん:1998年の創設から『子供地球基金』の支援活動を続ける。きもの歴4年
Kさん:石川県能登半島の被災地を始め、関東でのワークショップ活動に参加。きもの歴6年
桝蔵典子さん:『子供地球基金』京都支部代表。草木染め、手織の帯を手がける『夢訪庵』桝蔵順彦氏の奥さま
Tさん:Rさんの妹さん。継続的にこの団体を支援。きもの歴4年
T子さん:この活動に共感して以来、東京と京都で開催されるガラパーティーに出席。きもの歴20年

チャリティー・ガラパーティーの模様はvol.1にてお届けいたしました。

今回は、パーティーを主催する『子供地球基金』の代表の方々に、その活動や想いについて伺います。

ガラパーティにて

2025.02.28

ファッション

”きもの好き”だから出会えた。 ~夢訪庵・桝蔵順彦氏の世界~「帯に宿る、わたしだけの物語」vol.8

世界の子どもたちが、自由に絵が描ける毎日を―『子供地球基金』代表 鳥居晴美さん

創設から38年目を迎える『子供地球基金』。まずは代表を務める鳥居晴美さんにお話を伺います。

代表の鳥居晴美さん

代表の鳥居晴美さん

鳥居晴美さん(以下、鳥居):私たちは想像力豊かな子どもたちを育むことを使命に、これまで56カ国、3600回以上の絵を描くワークショップを行ってきました。

ウクライナなどの紛争地域にも行き、グアテマラでは警察の立ち会いの下で開催したことも。また震災直後の福島県や石川県の能登半島では、炊き出しをしながらワークショップをしました。

代表の鳥居晴美さん

鳥居:子どもたちは初め、真っ白な大きいキャンバスを目の前にして戸惑います。

でも手を動かしているうちに、瞳がキラキラと輝き出し、夢中になって絵を描き始めるんです。

キャンパス

鳥居:想像力が豊かに育てば、感受性が豊かで洞察力のある経営者や芸術家、政治家になってくれるのではないでしょうか。そうなれば社会はもっと明るくなるはず。

子どもたちには、絵を描くことで「ゼロ」を「イチ」に変える力を養ってほしいと思います。

たくさんのキャンパス

鳥居:世界中の子どもたちが、いつでも伸び伸びと絵が描ける日まで、これからも活動を続けて参ります。

2023.01.03

ファッション

出産当日、夫からのサプライズ ~夢訪庵・桝蔵順彦氏の世界~ 「帯に宿る、わたしだけの物語」vol.3

和の趣向を凝らした、京都のガラパーティー

鳥居:創設当時から東京ではガラパーティーを開催してきました。京都での開催は2026年で7回目になります。

和の趣向を凝らした、京都のガラパーティー

鳥居:京都では芸舞妓さんもお手伝いをしてくれています。また、きもので出席くださる方も多いので、東京に比べると、彩り豊かで華やかな印象があります。

芸舞妓さんもお手伝いをしてくれています

鳥居:私は現在、ロサンゼルスで暮らしています。日本と離れた場所で暮らしてから、改めて日本の文化や、きものの素晴らしさを実感しています。

きものはドレスよりも格調高く、しなやかで華やか。所作の美しさが際立つのも、きものならではだと思います。

芸舞妓さんもお手伝いをしてくれています

鳥居:この活動に、少しでも興味をお持ちになったら、ぜひ、きものでパーティーにお越しください。私たちとともに、子どもたちの未来を守りましょう。

心よりお待ちしています。

2023.02.13

ファッション

音楽ときもの。私が持っている笑顔の作り方 ~夢訪庵・桝蔵順彦氏の世界~ 「帯に宿る、わたしだけの物語」vol.4

“Kids helping kids(子どもが子どもを救う)”―副代表 ロレイン・ラインボールドさん

創設当時から代表の鳥居さんと活動を続ける副代表のロレイン・ラインボールドさん。現在は白鴎大学で教壇に上がる傍ら、時間を見つけては活動に携わり続けています。

この日は、きものでゲストをお迎えしました。きもの雑誌のモデル経験もあって、立ち居振る舞いは美しく、ポージングもお手のもの。

副代表のロレイン・ラインボールドさん

副代表のロレイン・ラインボールドさん

ロレイン・ラインボールドさん(以下、ロレイン):35年前に誂えた訪問着です。しばらく着ていませんでしたが、京都のガラパーティーのおかげで袖を通すことができました。

私たちは、世界中の子どもたちの絵を、企業の皆さんに見ていただき、パッケージデザインに採用していただく働きかけもしています。

これまで、『セブンイレブンホールディングス』や『良品計画』で商品化されました。そこから得られた収益もまた、子どもたちを救うための活動資金になっています。子どもが描いた絵は、他の子どもを救う可能性を秘めているのです。

ロレイン:“Kids helping kids(子どもが子どもを救う)”

これは、代表の鳥居が常に言っている言葉です。

ガラにお越しくださった皆さま、ボランティアで携わってくださっている方々には感謝の気持ちでいっぱいです。心が豊かな方たちと会えることも、ガラパーティーの魅力だと思っています。

副代表のロレイン・ラインボールドさん

2023.07.31

ファッション

人生をともにする”楽器の色”が見たい 〜夢訪庵・桝蔵順彦氏の世界〜 「帯に宿る、わたしだけの物語」vol.6

アートは国境を軽やかに越える ―副代表 平井恵子さん

ロレインさんと同じく副代表を務める平井恵子さんも、きものでゲストをお迎えしました。

恵子さんは余呉の琴糸で紡いだ単衣の紬をセレクト。先染めのきものではありますが、淡いグリーンの上品な雰囲気もあり、色無地感覚での装いです。

副代表の平井恵子さん

副代表の平井恵子さん

平井恵子さん(以下、平井):今立和紙の折り返し生地に金糸の刺繍で紐文様を施した帯やラインストーンの足袋を合わせ、華やかなパーティに相応しい装いにしました。

この活動に携わるようになり、30年が経ちました。

ワークショップを通し、絵を描くことで子どもたちは自らを解放し、表現の楽しさに気づきます。

平井:私たちの活動は、さらにその作品が、違う場所で困っている子どもたちを救うという、幸せのスパイラルを起こしていると思っています。

アートには文字も言葉も必要ありません。文化や宗教、国境を軽やかに超える力を秘めているんです。

副代表の平井恵子さん

2025.07.18

ファッション

自由の象徴、アルマーニブラックの帯 ~夢訪庵・桝蔵順彦氏の世界~ 「帯に宿る、わたしだけの物語」vol.5

京都ならではのおもてなしを―京都支部代表 桝蔵典子さん

京都のガラパーティーをオーガナイズするのは京都支部代表の桝蔵典子さんです。

この日は、藤の花があしらわれた、季節感あふれる訪問着でゲストの皆さまをお迎えしました。

京都支部代表の桝蔵典子さん

京都支部代表の桝蔵典子さん

桝蔵典子さん(以下、桝蔵):今日は活動を手伝ってもらっている姉と妹、三姉妹で藤の柄のきものを着て、皆さまをお迎えいたしました。

三姉妹で藤の柄のきものを着て

桝蔵:長らく寄付という形で支援を続けていましたが、代表の鳥居や、ボランティア活動をしている友人たちの話を聞くうちに、ワークショップを手伝うようになりました。

7年前でしょうか、京都でもガラパーティーを開きたいと相談がありまして……そんな大役は務まらないと申し上げたのですが、鳥居のキラキラした瞳と行動力に心を動かされ、いつの間にか京都支部の代表になっていました(笑)。

慈愛に満ちた笑顔で、謙遜しながらお話しする典子さん。その奥ゆかしさとは裏腹に、京都ならではの魅力を全面に打ち出したパーティーを6年も続けています。2025年のガラパーティーには、200人近くのゲストが集まりました。

桝蔵:初回はとにかく人を集めなくてはと奮闘しました。関西での認知度がとても低い団体なので、友人や知人に「パーティーをするから来てくれない?」と声をかけ、なんとか50人集めることができました。けれど、問題は2回目です。

このまま友人に甘えてばかりはいられません。きちんと子供地球基金の活動を説明し、多くの方に賛同していただくことに尽力しました。

パーティーで出席者に挨拶をする桝蔵典子さん

パーティーで出席者に挨拶をする桝蔵典子さん

桝蔵:また夫である桝蔵にも随分とサポートしてもらっています。それから司会の方や能を舞ってくださった辰巳先生、スポンサー企業の皆さま、ボランティアスタッフなど携わってくださるすべての方々にも心から感謝しています。

お客さまには、京都ならではのおもてなしの演出を楽しんでもらえたら嬉しいです。きものが好きな方々にも満足していただけるのではないでしょうか。

これからも皆さまに支えられながら、京都での開催を続けたいと思っています。

2025.05.07

ファッション

帯に宿る、わたしだけの物語

この日のパーティーでは、¥2,921,837もの寄付が集まったと報告が。今年もまた、多くの子どもたちに表現の楽しさ、可能性を伝え続けてくれることでしょう。

一方、ガラパーティーを楽しんだ大人女子の皆さん。実は、パーティー前日に京都へ到着し、夜の花街を楽しんでいたようです。

次回は「女子トークで盛り上がる、京都の奥座敷」をご紹介します。

次回、京都でのチャリティー・ガラパーティーは2026年5月22日に開催を予定しています。気になる方は公式Instagramをご確認ください。

取材・文/笹本絵里
撮影/松村シナ

2025.07.18

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