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コロナ後に、きものでしたいこと 「きくちいまが、今考えるきもののこと」vol.27

コロナ後に、きものでしたいこと 「きくちいまが、今考えるきもののこと」vol.27

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アフターコロナ、一番最初に何をしたいか考えたら、まずは堂々と口紅がしたいです。 これまでにしていたように、夏には鮮やかな赤や爽やかなピンクを、秋にはこっくりとした濃い赤やオレンジの口紅をして、帯締めをリンクさせるコーディネートを楽しみたいです。

きものの始め方!

コロナという文字を見ない日はなく、コロナという言葉を口にしない日はない状態が二年目に突入しています。「コロナがあけたら」と何度口にしてきたことでしょう。

マスクをすることが当たり前になり、口紅をする機会が減りましたが、その代わりずっとなおざりにしてきたアイメイクを練習するようになりました。マスクをするとイヤリングやピアスが目立ってきれいに見えることに気付き、いろんなピアスを試したりもしています。マスクチャームも素敵ですよね。マスクにチャームをつける日が来るなんて、誰が想像したでしょう。本当に、おしゃれ心はたくましい!

大人数での集まりが制限されていますが、少数精鋭の良さを実感する機会にも恵まれました。悪いことだけではないと思いたくて、あら探しの反対で、よいところ探しをしている感じがします。これを「美点凝視」というのだそうです。いいところだけをしっかり見て行く、大事なことだなと思います。もちろん改めるべきところは改めながら、ですけれどね。

アフターコロナ、一番最初に何をしたいか考えたら、まずは堂々と口紅がしたいです。

これまでにしていたように、夏には鮮やかな赤や爽やかなピンクを、秋にはこっくりとした濃い赤やオレンジの口紅をして、帯締めをリンクさせるコーディネートを楽しみたいです。今はマスクをしているので、どうしても顔が覆われてしまう分、全体のバランスを見たときの色味が足りない感じがするのです。口元の赤味を補うために、帯締めや帯留めに色味を足したりして調整していますが、これがなかなか難しくて。口紅の力って大きいのだなぁと実感しています。

それから、大々的にきものパーティーがしたいですね。各々好きなコーディネートをして集うのはもちろんですが、お題を与えた会も面白いかな。帯留めしたコーディネートの会、刺繍半衿をして集合する会、一張羅を着て集合する会、というのも楽しそうです。美味しい旬の食材を使ったお料理やデザートを食べて、お互いに褒め合って、心満たされるというそれだけの会を、早くできるようになるといいな。

その日が来るまで「美点凝視」の気持ちで、なるべく前向きに過ごしていきたいなと思います。

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