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明けましておめでとうさんどす! 「京都・祇園甲部芸妓、佳つ雛日記!」vol.10

明けましておめでとうさんどす! 「京都・祇園甲部芸妓、佳つ雛日記!」vol.10

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本来でしたら、1月7日の始業式と松の内最後1月15日の2日間、祇園街では黒紋付を着て、また松の内の期間中は色紋付を着ます。黒紋付の時は金地の帯をしめ、普段は帯締めにぽっちり(帯留め)をつけるのですが、帯締めもぽっちりも使わず帯の中にしまいこみます。

今年も相変わらずお頼申します。

明けましておめでとうさんどす。
今年も相変わらずお頼申します。

2021年になりました〜!!
実感がわかしまへん( ´ ▽ ` )

12月中旬から祇園街は自主休業になり、事始め、1月7日の始業式が中止になってしまいました。
着物も数回しか着ることがなく12月を終えてしまいました。
行事ごとがないのはさみしおすね…

2021年になりました〜!!

本来でしたら、1月7日の始業式と松の内最後1月15日の2日間、祇園街では黒紋付を着て、また松の内の期間中は色紋付を着ます。
黒紋付の時は金地の帯をしめます。
普段は帯締めにぽっちり(帯留め)をつけるのですが、帯締めもぽっちりも使わず帯の中にしまいこみます。
男衆さんはとても大変どすね(>_<)

本来、始業式と幕の内最後の2日間は黒紋付を着ます。

そしてお姉さん舞妓は「奴」というワゲ(髷=まげ)を結いあげ、頭には、毎年デザインが変わる松竹梅の花簪と稲穂・干支の小さな簪をつけます。

毎年デザインの変わる松竹梅の花簪と稲穂・干支の小さな簪をつけます

稲穂には、

実るほど 頭(こうべ)を垂れる 稲穂かな

という意味もあり、上に鳩がのってます。
鳩には、最初は眼が入ってへんのですが、ご贔屓の方に片目をいれてもうたら「目が出る=芽が出る=出世する」などと言われてます。

また花簪の稲穂を三つぶとり、袂紙などに包んでお客様へ渡させてもらうこともあります。
それをお財布に入れると、豊作やお金が舞い込むと言われてます。
ぜひ松の内中に芸舞妓さんからもうとくれやすね^^
限定ものどす!

今年こそは都をどり、オリンピック、温習会と出させてもらうことができますように。
聖火ランナーの確定メールもいただき、2021年5月26日と決定しました!!
場所などの詳細はまだおへんどすけど、みなさま、ぜひ応援お頼申します!

おおきに。

今年はいい年になりますように!

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