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「貴久樹」に学ぶ“ステキ”の生み出し方

「貴久樹」に学ぶ“ステキ”の生み出し方

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作り手の息づかいを感じさせる手しごとで、アジアをはじめとする世界各国の様々な素材を、和のテイストに溶け込ませ、多くのファンから支持されるブランド「貴久樹」。その世界観を築き上げてきた糸川千尋常務にお越しいただき、名古屋栄店にて世界に一つだけの簪・根付け・羽織紐を作るワークショップを開催いたしました。

インドや中国、インドネシア——オリエンタルなムード漂う独特の世界観できものファンを虜にしている貴久樹の作品たちに囲まれて、センスを磨きながら自分でパーツ選びから行う、今回のワークショップ。世界に一つだけのオリジナル小物を作れるとあって、2日間の講座はどれも大盛況です。
アイテムは簪、根付け、羽織紐からお好みで。
糸川常務から簡単に説明をしていただいたら、あとは製作タイムに突入です。

用意されたビースやチャームなどはどれも糸川常務が「ステキ!」と思ったものを少しずつ集めたというもの。どこか貴久樹さんの世界観を感じさせるオリエンタルテイストのものや、今の季節にぴったりの海を連想させる色やモチーフが揃います。

色とりどりの豊富なパーツの中から、各自が好きなものを選び、まずは仮組みをしていきます。
皆さまのセンスが試されるところですね!

インスピレーションに従ってサッと並び終える方もいれば、一粒ずつ吟味に吟味を重ね、「あーでもない、こーでもない」とじっくり派の方も。
見慣れないパーツの使い方や端の処理などは、糸川常務がアドバイスをしてくださるので、初めての方でも難しくはなさそうです。

黙々と製作に没頭する回もあれば、皆さまでキャーキャーと盛り上がる回もあり。
ぼんやり、なんとなくだった自分の好みを、こうして自分の手で具体的なカタチにすることによって「あ、私の“ステキ”って、こういうのなんだ!」と気付けるのが面白いのでは、と糸川常務。

使用するパーツのテイストやカラーを合わせて2アイテム以上をセットで仕上げるもよし、全く違う雰囲気で仕上げるもよし。
普段からアクセサリーなどを自作されているお客様は、1時間ちょっとで、いくつもの作品を仕上げていらっしゃいました。

エレガント、モダン、キュート、粋——
個性あふれるステキな作品が次々と誕生しました。
せっかくなので、完成した根付や羽織紐、簪を貴久樹さんの帯にコーディネート!

いろんなカラーのパーツを使った羽織紐は、普段なら選ばないような柄ゆきや色の帯にも意外と似合ったりして…
小物をきっかけに新しい着物と帯のコーディネートが広がるのも、とても素敵な発見でした。

約1時間のワークショップはあっという間に時間が経ってしまいますね。

ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。

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