vol.1の「帯揚げ」編は、リール動画で数千人の方々が保存するほどの大反響！

逆三角形で身体に沿うシルエットだと、すっきりと端正な印象になります。

「わ」を顔側にして、肩にかけます。

後ろで折り返し、「わ」を下にして2周、身体に巻きます。

ポイント柄を合わせる時には、後ろで折り返した角を持ち、左右に動かすことで前柄の位置を変えることができます。

後ろの角と帯の下線を持ち、巻いた帯を引き締めます。

手先を背中側に降ろします。

後ろで交差させて、ねじります。

手先を、「わ」が下になるようにして前帯部分に預けます。

仮紐で、ねじった箇所をおさえます。

帯揚げをかけた帯枕をお尻側に入れて……

お太鼓の山を決めます。

帯枕の紐を前で結び、帯の中にしまいます。

帯揚げの処理はこの時でも、最後でもOK！

お太鼓の中（帯枕の下部分）は、なるべく平らにしておきましょう。

まずはタレの長さを決めます。

帯の下線から指一本分くらいのところに仮紐をかけておきましょう。

次に登場するのが、名付けて”裏技仮紐”※！ これでお太鼓の大きさを決めます。

※今回はリボンとして売っていた縞のものを使用（つるつるしていない綿のリボン）。紐状のものでしたらなんでも良いのですが、細くて目立ちにくい色が良いです。よく着る着物の色や帯に合うものを数本持っておくと良いでしょう。三分紐などでも代用できますが、最後に帯の下に隠すので隠しやすい厚みや細さのものがおすすめ。

トンネル状になったお太鼓部分の1番下に”裏技仮紐”を垂らしたまま、帯の下線から内側をもちあげます。

帯の下線に合わせて”裏技仮紐”を前に引き、しっかりと結びます。

下から帯の中にしまいます。

手先を脇からUターンさせて、お太鼓の中に通します（帯の下線に沿うように）。

長い場合はUターンさせた方を内側に折り込んでも。手先の先は2cmほど脇に出します。

帯締めを通し、帯全体をおさえます。

ずばり！

ポイントは、お太鼓の大きさを決める”裏技仮紐”を「取らずにしまい込む」だけ。

どうでしょう？ 身体にぴったり沿った、逆三角形シルエットの完成です！