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祇園つる居舞妓 美月さん 舞披露と花街の小話

祇園つる居舞妓 美月さん 舞披露と花街の小話

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今や国内のみならず、日本の伝統文化の魅力を海外へ伝えるという役割も期待されている、舞妓さん達。
その美しさは、まさに伝統美そのもの!今回は京都祇園甲部の「つる居」から舞妓の美月さんがいらして下さるということで、その美しさを間近で拝見しようという、沢山の方々にご参加いただきました。

京都きもの市場 日本最大級 きもの展示会
今年5月に東京・丸の内KITTEで開催された展示会では様々なイベントが催されました。
今回は3日目に行われた、祇園つる居の舞妓・美月さんによる「舞披露と花街の小話」の模様をお届けします!

今や国内のみならず、日本の伝統文化の魅力を海外へ伝えるという役割も期待されている、舞妓さん達。

その美しさは、まさに伝統美そのもの!今回は京都祇園甲部の「つる居」から舞妓の美月さんがいらして下さるということで、その美しさを間近で拝見しようという、沢山の方々にご参加いただきました。

季節の先取りで七夕を意識したという、笹と短冊が描かれたお振袖に、花笠のだらり帯びを素敵に揺らしながら登場した美月さん。

先ずは「六段くずし」「祇園小唄」、2曲続けて舞を披露して下さいました。

真っ白な肌に鮮やかな紅というお顔の、なんと美しいこと。

華やかな着姿での優雅な舞に、皆さま終始うっとり。

間近で、しかも椅子に座ってゆっくりと舞を堪能できる機会もそうないこと。
ご参加下さった皆さまにも大いに喜んで頂けました。

続いて、美月さんとハースト婦人画報社「美しいキモノ」副編集長の吉川明子さんによる、トークショー。

舞に徹し、まだ一言も言葉を発していなかった美月さんでしたが、「おたのもうします~」とご挨拶。

その京言葉のなんと美しいこと!はんなりとした情緒溢れる柔らかな響きは耳に心地よく、本当に素敵で 。

会場の皆さんを一気に京の都へと誘ってくれました。

13歳の頃から、伝統芸能を仕事にしたいと思っていたという美月さん。ネットで検索をして辿り着いたのが、舞妓というお仕事。
そこで美月さんは、舞妓さんの中でも一番綺麗だと感じた紗月さんのいる「つる居」へ、ご両親と共に面接に行ったのだそう。

晴れて中学を卒業してから舞妓の世界へ。
20歳までという年齢制限のある舞妓という仕事は、今しか出来ないこと。
宴席はもちろん、日本舞踊に小唄、一年前から始めたという鼓といった、芸事のお稽古に勤しみながら、舞妓の時にしか出来ないヘアメイク、着られない衣装を存分に楽しんでいるとのこと。

「今日は自分好みの黒めの眉にしてみました。アイシャドウにも拘っています。」と美月さん。

華やかな菖蒲のかんざしに、7色の帯締めと、6つのひょうたんで無病息災を願った帯留と、小物もとても華やかでした。

美月さんのお話を通して、舞妓さんと芸妓さんの違いについても分かるようになり。
トークショーの最後には、皆さんすっかり舞妓通!美しい言葉、花街の文化に触れ、所作もとても参考になりましたと皆さま。一緒にお写真も撮り、良い記念となったようです。

実は来年成人式を控えている美月さん。
緑色がお好きとのことで、「こんな振袖が着たい!」と会場にてこのお振袖に一目ぼれ。
実際にイベントブースにも飾っておりました。

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