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着物の衿のお悩み、完全解決! 「着物ひろこの着付けTIPs」vol.4

着物の衿のお悩み、完全解決! 「着物ひろこの着付けTIPs」vol.4

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着付けのお悩みで良く質問をいただくのが、衿まわり。衣紋がうまく抜けない、衿がパカパカしてしまう、左右対称にならないなど…… 今回は、そんなお悩みを解決します!

2024.03.14

まなぶ

袋帯で銀座結び!お祝いごとを重ねる願いを込めて 「着物ひろこの着付けTIPs」vol.3

一瞬で衿をキメる!

着付けのお悩みで良く質問をいただくのが、衿まわりです。

•衣紋がうまく抜けない(衿が詰まり首が短く見えてしまう)
•衿がパカパカしてしまう
•左右対称にならない

などなど……そんなお悩みを一瞬にして解決するのが、「着物ひろこの着付けTIPs」vol.4!

こちらの動画「一日着ても崩れない、綺麗な衿合わせと、衣紋!」にもあるように、

大事なのは「襦袢の着方」です。

私は1年を通して(半衿付き)半襦袢+裾除けを愛用していますので写真や動画が長襦袢ではありませんが、やり方は基本的に同じです。

きものを着てみたい!
きものが好き!
自分で着れるようになった!

というところからもう一歩進んで…

キレイな着姿のポイントになる、あの部分の着付けのコツや裏技を、着物ひろこがまるっと大公開しちゃいます。

2024.04.06

よみもの

スッキリした着物姿に見えるコツ 「大久保信子さんのきもの練習帖」vol.12

補整の考え方

襦袢を着る前に整えておきたいのが、きものが馴染む体(体型)です。

洋服と違い、着物は直線裁ちで作られています。そのため体の凹凸により余分なシワや緩みがでやすく、それが着崩れの原因になったりします。

着姿は人それぞれお好みですが、凹凸を補整で調整し、体全体をなだらかな筒型にすることは、きものの模様や着姿を美しくみせます。

また着崩れを防ぐだけでなく、紐などが体に直接当たるのを防ぎ、苦しさを軽減するメリットもあるのです。ご自身の体型を把握し、必要な部分に足すことで、思っている以上の効果を発揮するかもしれません。

図解

衿合わせに悩まれていらっしゃる方はぜひご一考を。

ご注意いただきたいのは、補整の段階で100%の筒形を作らないこと(気づいたらかなり大きく仕上がっていた……ということにならないよう)。

襦袢、きもの、紐や帯など布が重なることを考慮してください。

2020.01.31

まなぶ

衿から作るきれいな着姿 その② 長襦袢から作る、崩れにくい衿合わせの方法

一日中着ていても崩れない!完璧な衿を作る襦袢の着方

襦袢の衿を後ろに落とします。

襦袢の衿を後ろに落とす

まずは、襦袢の衿を後ろに落とします

背中側に落ちているか確認

※比較写真

その時、肩の折線(畳んだ際の折線)より後ろ側の布すべてが背中側に落ちているか、確認します(比較写真と比べてみてください)。

衿は肩の上に平らにのせます。

衿は肩の上に平らに

衿は、肩の上に平らにのせます

半衿が左右対称か

※比較写真

この時、体の中心と襦袢の中心が合っているか確認します(=半衿が左右対称か)。

手を胸の下から反対側の脇を目指して動かし、衿を合わせます。

自分のベストな位置で止める

基本は鎖骨の間のくぼみで交差

顔立ちや首の長さなどによって、衿合わせの「素敵な位置」は変わります。自分にベストな位置を研究しましょう!

半衿が左右対称か

※比較写真

そして、前に(下に)引っ張らないこと。

スライドさせるように1

胸の下から反対の脇を目指して

スライドさせるように2

スライドさせるように

衿を合わせる時の手の動きは、胸の下から反対の脇を目指してスライドさせるように

そうすると、肩にのせた衿が立たず、衣紋も抜けた状態での衿合わせが完成します。

紐を結ぶ

紐はなるべく上で

キメた衿が動かないよう、なるべく上で紐を結びます

そして、伊達締めをします。

伊達締め

伊達締めの中心を前に

伊達締め1

胸の上から背中にまわす

重要ポイント!!

伊達締めの中心を前にあて、胸の上から背中にまわします

伊達締め2

ほんの少しだけ下げる

背中で平らに交差させて横に引き、前に持ってきたら…… 一旦片手で持ち、胸の位置に巻いた伊達締めをほんの少しだけ下げ、その上で2回からげてから先端をしまいます。

伊達締め3

完成!

伊達締めは、メッシュやマジックテープでとめるものなどありますが、一番おすすめなのは、博多織の伊達締め(できれば金証紙のもの。きくちいまさんもおすすめしていましたが、私も!)。

2024.03.18

よみもの

【Q15】紐がうまく締められない! 「いまさんの着物お悩み相談室」

筑前博多織 正絹伊達締め 月白色

筑前博多織 正絹伊達締め 月白色

筑前博多織 正絹伊達締め カラフル

筑前博多織 正絹伊達締め カラフル

これで完璧。着物は襦袢に沿わせるだけ

ぎゅうぎゅう引いたりせず、着物を襦袢にそっと密着させて、空気を抜くように重ねます

最後に、着姿に差がつくポイント2つ!

ポイント1 紐類の準備

着付け小物

紐類などの着付け小物は、手の届きやすい場所にあらかじめ用意しておくこと。

ポイント2 肩の位置(姿勢)

肩を内側に入れず、猫背にならない姿勢をキープすること。

ぜひお試しくださいね!

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