商品番号:1566934
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
優しく、包み込むような…
自然の恵みを感じる良きお色。
本品はムディの縞の入ったハイランクの本場琉球かすり。
螺旋状に見える絣が縞に織り込まれており、大変高度な技術を要します。
中でも滅多と無い単衣仕立てでございます。
穏やかで落ち着きある良きお色。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
さらり軽やかな紬地は、温もり漂う黄土色。
その地に浮かぶ格子にトゥイグアーにユカドゥなどの伝統の絣意匠を織りなして。
ここで注目していただきたいのはムディといった絣です。
よくこちらの商品を見ていただくと、格子のラインにそって赤茶色の波のような縞がございます。
この波のような絣はムディ(杢糸を組み込んだ縞)といいます。
この技術はかなり難しいと言われております。
熟練した織り手が時間をかけて手織りした布の凛とした贅沢さ。
身にまとえば、それらを肌で実感していただけることでしょう。
琉球紅型の染め帯や、贅沢な花織の帯などをあわせて、
都会的な美しい装いをお楽しみください。
末長く大切にしていただける方にお届けいたします。
どうぞお見逃しなく、素敵にお召しくださいませ!
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 琉球かすりについて 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1983年4月27日指定)
生産地:沖縄県南風原町
生産数は年間3000反以上(帯含む)
※伝統的工芸品に指定されている
織物の中ではトップクラスの生産反数を誇る。
主に絹糸を使用した平織の織物で、糸の染色には
草木を原料とした染料のほか化学染料等が用いられる。
元々は泥藍で染めた木綿絣が原点で、現在では絹糸が
主流となり、生糸、玉糸、真綿のつむぎ糸、麻糸から
毛糸といった様々な糸が用いられている。
特に特殊な撚りをかけた壁糸を使うカベ上布は夏物の定番。
図案は琉球王府の御絵図帳(みえずちょう)に収蔵されており、
古くは手形(発注書のようなもの)の形で添付され
製織されていた。
植物、動物、生活用品などがモチーフで、ひとつひとつの
図柄に意味を持ち、種類は600種にもおよぶ。
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
※居敷当付き
高島屋扱い品
| 身丈(背より) | 151cm (適応身長156cm~146cm) (3尺9寸9分) |
|---|---|
| 裄丈 | 63.5cm(1尺6寸8分) |
| 袖巾 | 32.5cm(0尺8寸6分) |
| 袖丈 | 49cm(1尺2寸9分) |
| 前巾 | 22.5cm(5寸9分) |
| 後巾 | 29cm(7寸7分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈66.5cm(1尺7寸6分) 袖巾34cm(9寸0分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 単衣(5月下旬~6月、9月~10月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事、お出かけなど
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯、半巾帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。