商品番号:1566519
(税込)
【 仕入担当 竹中より 】
ほんのりシャリ感残る抜群の着心地と、
洗練シンプルな秋の草葉の表情。
単衣仕立て塩沢御召をご紹介いたします。
残念ながら、証紙は紛失しておりますが
間違いなく塩沢の風合いでございます。
訪問着に柄付けになったこだわりの1枚です
お目利きの方ぜひお見逃しなく!
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたが、
僅かに着用跡、たたみジワがある程度で、
すぐにお使いいただける状態でございます。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 お色柄 】
さらりとした風合いと、ほのかな張り感が心地よい塩沢御召。
単衣仕立てにて、軽やかにお召しいただける一枚でございます。
細やかな織組織の中に草葉文様を表し、
風にそよぐ葉影のようなやさしい陰影を映しています。
上品な光沢を湛えた生成りがかった淡い白茶の地色は、
合わせる帯によって表情を変え、
涼やかで洗練された装いを演出いたします。
単衣の季節にふさわしい通気性の良さと、
御召ならではの滑らかさを兼ね備えたお品。
無地感覚でお使いいただけるため、
名古屋帯や染め帯を合わせてお茶席や街着、
お出かけ着としてもおすすめです。
【 本塩沢(塩沢お召し) について 】
産地:新潟県南魚沼市
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年12月15日指定)
本塩沢の証紙は塩沢織物工業組合(現加盟織元9社)
によって管理される。
・技術又は技法
一、先染の平織
一、たて糸の絣と、よこ糸の絣とを手作業により
柄合せし、絣模様を織り出す
一、地糸に使用するよこ糸は、米糊、蕨糊、布糊を用いる事
「のり付け」をした後「追ねん」をする事
一、絣糸の染色法は「手括り」・「手摺り込み」
「板締め」又は「型紙捺染」による事
一、シボ出しは「湯もみ」による事
本塩沢は、越後上布・塩沢紬・夏塩沢と共に
塩沢産地の代表的な伝統織物。
起源は寛文年間(1661年~72年)に堀次郎将俊による
強撚糸を用いた“シボ”のある強撚織物の考案、
近郷の婦女子に伝えた事が始まりとされる。
越後に伝わった縮織(明石ちぢみ)の手法を取り入れた
小千谷縮をもとに、その技術を絹に展開、さらに結城紬や
西陣お召の技術も吸収しながら現在に至るハイブリッドな織物。
右に撚った糸(S撚り)と左に撚った糸(Z撚り)を
交互に組合せ、湯もみすることによりシボが生まれる。
強く撚られた糸が戻ろうとする力が独自の凹凸を生み出している。
凹凸は肌への接触面積を減らし、さらっとした感触となるため
単衣の時期により好まれる。
表裏:絹100% ※手縫い仕立て
※居敷当なし 背伏せあり
| 身丈(背より) | 158.5cm (適応身長163.5cm~153.5cm) (4尺1寸8分) |
|---|---|
| 裄丈 | 66cm(1尺7寸4分) |
| 袖巾 | 33.5cm(0尺8寸8分) |
| 袖丈 | 48.5cm(1尺2寸8分) |
| 前巾 | 23.5cm(6寸2分) |
| 後巾 | 29.5cm(7寸8分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 現状が最大寸法です。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 単衣の季節(5-6月、9-10月)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン コンサート・観劇、お食事、カジュアルパーティー、お稽古等
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※お仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。