商品番号:1550429
(税込)
(税込)
【仕入れ担当 吉岡より】
サラリとした駒無地に繊細な手作業で柄を成した上等小紋!
鮮やかな配色で印象的な着姿を演出する一品をご紹介いたします。
まさに現代感覚に合わせ染め上げられた、本格小紋の一品です。
画面上でどこまで美しさを伝えられるかわかりませんが、素晴らしいの一言です。
職人さんがお召しになられる方のことを考えて、一生懸命染め上げた作品です。
このようなさりげない小紋は、なかなか染められておりませんので…
どうぞ、洗練されたハイセンスな着姿を存分にお楽しみください!
【色・柄】
生地には、トロンとした重みのある駒無地を用いました。
まるで水を含んでいるかのような生地は
発色も美しく、しなやかな上質絹地です。
そこへ、縫い締め絞りと手挿しの友禅を併用した染め「マドレ加工」によって
黒や青、そっと紫色も混ざり合う独特の表情を染め上げました。
シンプルでモダンな印象も受けるデザインですので、
袷でも単衣でもお好みに合わせてお誂え頂きやすい仕上がりです。
【マドレについて】
マドレ加工は、初めに糸入れをしそれを縮めて色を挿していく技法です。
乾燥させては色を挿し、暖めては色を挿し…
これを5回、6回と繰り返すことにより、鮮やかで複雑ないろの組み合わせが出来上がります。
マドレの名前の由来は、複雑な色合いを作り出したヨーロッパの画家の名前とされています。
一反一反を職人さんが手作業で染めていきますので、
染めの風合いは一点一点で変わります。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100%
長さ約13m 内巾36cm(裄丈68cmまで)
白生地には生繰タイシルク100%使用の丹後ちりめん・特選駒無地を用いております。
◆最適な着用時期 10月~翌5月(袷の季節に)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 行楽、観劇、カジュアルなパーティー、コンサートなど。
◆あわせる帯 洒落ものの袋帯、名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
[ 袷 ]
湯のし1,650円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
[ 単 ]
湯のし1,650円+衿裏2,200円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+9,900円(税込)