商品番号:1531735
(税込)
【仕入れ担当 竹中より】
西陣の老舗、そして名門である藤原織物。
得意とする唐織の匠技が光る、
美しい袋帯をご紹介いたします。
本品は、単衣から夏に向けてお締め頂ける軽やかな帯地のタイプです。
おきもの通の方から、
幅広い季節に対応可能な帯をお探しの方まで。
自信を持ってオススメできる、
大変上品な仕上がりの袋帯でございます。
【お色柄】
澄んだ白緑の帯地は、
羽衣のように薄っすらとした透け感ある地風。
そっと横段の地紋も浮かべて、
さりげなくも「上等」の表情を語りかけてきます。
お柄にはやさしい彩りの絹糸にて、
花草や有職文様を込めた菱文を織りなしました。
彩りは淡く優しく、高貴に澄みきって。
ふっくらとした、ぬき糸使いはさすが藤原ならでは。
唐織の魅力を存分にお楽しみいただけます。
夏場にも対応できるフォーマルのお品は、
年々減少傾向にございます。
お探しの方には是非にとおすすめいたします。
大人の女性の和姿を格調高く、美しく、
そして涼やかに飾ってくれるひと品。
季節を楽しむ、贅沢な袋帯でございます。
お色柄共に大変素敵な一品です。
どうぞお見逃しなくお願いいたします。
【 藤原について 】
西陣織工業組合所属時の
西陣織工業組合証紙はNo.107
※2021年廃業。
菱形に「藤」の文字のロゴを使用。
嘉永年間創業の西陣の老舗機屋。
は主に礼装用の唐織や引き箔、駒箔の格調ある文様の
振袖や留袖用の礼装袋帯の制作を得意とする。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%
長さ4.46mまで(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No.107 藤原織物謹製
耳の縫製:袋縫い
お柄付け:六通柄
◆最適な着用時期 5月下旬~6月、9月~10月上旬の単衣頃
6月下旬~9月上旬の盛夏
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン パーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事など。
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地、小紋など
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