商品番号:1528742
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【 仕入れ担当 中村より 】
京友禅の人間国宝第一認定・初代上野為二氏の技と美を受け継ぐ…
弐代目上野為二(上野眞)氏の、特選京友禅訪問着をご紹介いたします。
四代に渡り伝承される人間国宝の技と美…
上野氏らしい作風の一枚、特に良きお色柄のお品を厳選して仕入れて参りました。
社交シーンにさりげなく品を高めたい方におすすめいたします。
どうぞお見逃しなさいませんよう、その世界を存分にご堪能くださいませ。
【 色・柄 】
染地には、さらりとした丹後ちりめんを用い
地色を上品な藤色を基調に暈し染め上げました。
お柄には、“これぞ上野家”ともいえる、
繊細な筆使いの松竹梅模様を描き出して。
ごく細やかなタッチで描かれた意匠は、無地場にすらその余韻を感じさせてくれる
上品な面持ちでございます。
お着物全体から漂う侘び寂びのムード。
静寂に中にかもし出される上品なはなやぎは
唯一無二の格調高い着姿を完成させます。
【 弐代目上野為二(四代目上野眞)について 】
京友禅作家
京友禅の名門・上野家の四代目
※1955年に始まった重要無形文化財及び保持者の
認定で、最初に認定をうけた友禅の人間国宝
初代・上野為二を祖父に持つ。
初代上野為二は古代加賀の研究を元に
京友禅に加賀友禅の趣きを加えた技法を生み出し
日本画と洋画双方の技術を学ぶことで絵画的
テーマと表現を深めた。
上野家のお家芸は繊細な糸目と独特の配色で
表現された茶屋辻や御所解模様で、初代上野為二が
残した松の図案は「上野家の松」として有名。
その作風を引き継ぎ、二代目・上野為二は
古代加賀の柄行を現代調にアレンジした作品を
制作している。
※1955年同時認定を受けた人間国宝は
加賀友禅 木村雨山
京友禅 田畑喜八
【 経歴 】
1957年 京都生まれ
1980年 学卒後、京友禅の染匠高橋啓に入門
1983年 上野を継いで先代職人たちと共に研鑽に励む
2003年 弐代上野為二を襲名。
■上野家初代 上野清江(明治4年~昭和18年)
絵画をよくし、茶人で俳句や和歌にも精通。
■上野家二代 上野為二 (明治34年~昭和35年)
重要無形文化財保持者・人間国宝
古典衣裳を模写し、自己の美学で再構築、
新しい友禅の形式美を築く。
昭和13年、友禅の世界で初めて
重要無形文化財保持者に認定を受ける。
■上野家三代 上野忠夫(昭和6年~昭和52年)
現在の上野工房ビルを建築
■上野家四代 上野眞(昭和32年~)
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100%
たちきり身丈180cm 内巾約36cm(裄最長約68cm)
白生地には、丹後ちりめん地を用いております。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、披露宴、パーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会、付き添いなど
◆あわせる帯 袋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
解湯のし4,180円+※胴裏8,250円~+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
※堅牢染め・本加賀など、染めのしっかりした御着物への抜き紋入れには、
堅牢抜き代4,400円(税込)が必要となります。
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