商品番号:1528292
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
手仕事の座繰りでの糸作りに始まり、それを丁寧に時間をかけて手織りし、
現代の感性でしっとりと染めあげて…
石川県の霊峰白山の麓にある白峰村で、
伝承の技によって織り上げられる軽くしなやかな本場牛首紬。
伝統の技を伝える後継者不足の時代に、
自然の風合いを活かした織りものをつくり続けるその姿勢を
感じ取っていただければと思います。
どうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
随所に節を覗かせる絹布。
地色はくすみのある花葉色を基調に、
仄かに浮かび上がる優彩の縞模様は吸い込まれるような陰影ある表情…
心を込めて織り上げられる一反一反。
上質な高級感。シンプルな贅沢感。
素材の素晴らしさと染めの美しさ、
両方を味わっていただける逸品と言えるでしょう。
【 状態について 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
洗いに出されたと見られるしつけ糸がついており、
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 白山工房について 】
石川県牛首紬生産振興協同組合所属
石川県白山市にある国指定伝統的工芸品
牛首紬の織元。
白山工房の牛首紬地は「角印」がつけられている。
工房では糸づくりから機織りまでの作業工程の
見学や機織り体験も可能である。
【 牛首紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1988年6月9日指定)
石川県指定無形文化財(先染紬)
石川県の白山市で作られている織物。
2匹の蚕(かいこ)が作った玉繭(たままゆ)から
糸を紡ぎ出し、糸づくりから製織までの
ほとんどの作業が手作業で一貫生産される。
また、釘に引っかけても釘の方が抜けてしまうというという
柔らかな風合いに備わる驚異の強度を誇り、別名
「釘抜紬(くぎぬきつむぎ)」とも呼ばれる。
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
◆八掛の色:黄土色
身丈(背より) | 161cm (適応身長166cm~156cm) (4尺2寸5分) |
---|---|
裄丈 | 68cm(1尺8寸0分) |
袖巾 | 34cm(0尺9寸0分) |
袖丈 | 48.5cm(1尺2寸8分) |
前巾 | 24.5cm(6寸5分) |
後巾 | 29.5cm(7寸8分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 現状が最大寸法です。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、お食事、お出かけなど
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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