商品番号:1528165
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
漂う自然の息吹感じて…
重なりあう色と、織によって表現されたひとの、こころ。
新島染織工房より、味わい深い表情をお楽しみいただける首里花織八寸帯のご紹介です。
手にしていただければ、その素晴らしさをひと目でおわかりいただけましょう。
織り手の技と、首里織だけが持つ独特の尊さ、気高さ、美しさ。
どうぞ存分にお楽しみいただきたく思います。
【 お色柄 】
微かにシャリ感を持たせた軽やかな地風。
落ち着きある藍鼠色を基調として心和む優彩の彩りで繊細な花織模様を施して。
ここまでの、人の気持ちまでもを和ませるようなお色使いの作品には、
本当に、なかなか出会えないものです。
一見、シンプルな帯のように見えます。
ですが、少し織りの世界に詳しい方でしたら、その控えめな色彩の中に
複雑な花綜絖と杼を通す難しさ、織り手の誠実さや根気強さをすぐに
感じ取っていただけることでしょう。
さらりとハイセンスに、洗練された帯姿を。
心より、おすすめいたします。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 首里織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品指定(1983年4月27日指定)
「首里の織物」として沖縄県の重要無形文化財にも
指定を受けている。
※1998年に重要無形文化財に指定されたが、
2022年3月に保持者・宮平初子の死去により
指定が解除、2023年に改めて再指定された
琉球王国の城下町として栄えた首里の地で
織り継がれてきた絣織物と紋織物の総称。
分業せずに全工程を手作業で一貫して生産する
少量多品種の形態を取っている。
首里花織(ハナウイ)・道屯(ロートン)織、
花倉織、ムルドゥッチリ、手縞(てじま)、
煮綛(ニーガシ)芭蕉、花織手巾(ティサジ)
がある。
特に花倉織と道屯織は、首里王府の城下町として
栄えた首里のみで織られる王族や貴族専用の織物で、
花倉織は先染め紋織物、黄地、水地、紺地などの
無地や濃淡の配色が主流。
道屯織は琉球王朝時代には男性衣として用いられたが、
現在では着尺帯や小物類に使用されている。
絹100%
長さ約3.8m
お太鼓柄
※パールトーン加工済み
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、観劇、お食事、お出かけ、行楽など
◆あわせる着物 色無地、小紋、織の着物
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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