商品番号:1527504
(税込)
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【 仕入れ担当 中村より 】
圧倒的な風格を示すその堂々たる面持ち…
元禄年間から300年以上続く大文字屋庄兵衛。
通称として大庄弥さかの方がご存じの方が多いかもしれません。
西陣でも最も古い機屋の一つに連ねる名門の一条。
現実的なお値段でご紹介のできる機会の少ないお品でございます。
今回は一点限り、
人気柄を特別に買い付けて参りました。
西陣の誇る悠久の美をぜひともご堪能くださいませ。
【 色柄 】
『羽の様な軽やかさ』
と言われるようにその面持ちからは想像できないほどの軽くしなやかな帯地。
その高級感溢れる銀色の帯地には
箔糸によるさざ波と銘打たれた創作意匠。
気品をはらんだ落ち着きの感じられる仕上がりです。
いざお太鼓を作り上げたときのなんともいえない表情は、
まさに“工芸帯”といった雰囲気を如実に感じさせてくれます。
西陣の多くが裏地を外注する中、
しっかりと裏地も織り上げる、
上質なお品を追求するに当たり決して手を抜かないその心持ち。
【 大庄弥さかについて 】
当代で10代目となる【大庄】さんの帯は京都問屋のあいだでも
ごく限られた先にしか流通せず、そのお値段もかなりのもの。
数多ある西陣機のなかでも、
知る人ぞ知る老舗名門機、大文字屋庄兵衛。
繊細な織りの技と、高い意匠力、その原点は…
徳田義三氏より受け継がれる図案と思想、
そして現代に通じる一条の帯を創作していらっしゃいます。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維以外)
長さ約4.35m (お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No.448 大庄弥さか謹製
六通柄
耳の縫製:かがり縫い
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、披露宴、入卒式、パーティー、お茶席など
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地など
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