商品番号:1527403
(税込)
【 仕入れ担当 更屋より 】
知る人ぞ知る西陣の名門『小森織物』。
「小森の帯」といえばきもの通の方でしたらきっとご存知でございましょう。
卓越した意匠力と織りの技術は、問屋間でも高い定評がございます。
今回ご紹介いたしますお品は小森の帯では大変珍しい九寸帯!
キュッとしなやかで、程よいハリを備えた帯地の風合いと
華やかな古典柄のデザインに惹かれて仕入れて参りました!
人を惹きつけるそのおりくち、後姿に魅せるこだわりを、
是非お手に取ってご覧頂きたく存じます。
【 お色柄 】
しっかりと密な打ち込みの帯地は優しい胡粉色に…
細やかに箔糸を織り混ぜ、光沢を放ちつつハリを備えた
「小森」の独特の帯地の織口は、 さらりとした風合いで軽く結びやすく…
細緻に織り描きだされた意匠は金箔糸を基調にときがら茶色や半色にて
花菱七宝文を六通にわたり織りだされたおしゃれな一条です。
さりげなく箔の輝く、あっさりした印象に仕上がっています。
秀逸なのは、その細かさ、その安定感…
織りを追求してきた、西陣の名門ならではの創作性溢れる一品でございます。
ぜひこの機会をお見逃しなく!!
お手元で末永くご愛用いただけましたら幸いでございます。
【 小森織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.54
1892年(明治25年)創業
着物通の間では「小森の帯」として、その織技術と
意匠の美しさで知られる老舗機屋。
織物の一貫生産を行っており、織機の原型である
「空引き機」を復元した。「寿恵利」「双重布久路」の
二つの商標登録ブランドは、現在もロングセラーを
続けている。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No.54 小森織物謹製
おすすめ帯芯:綿芯松
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 結婚式・披露宴へのご参列、式典、パーティー、お食事会、お付き添いなど
◆あわせる着物 訪問着、御召、付下げ、色無地、格の高い小紋など
★名古屋仕立て(税込9,350円※綿芯「松」代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込12,650円※綿芯「松」代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込12,650円※綿芯「松」代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+1,650円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。
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