商品番号:1527385
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
創業は大正元年…
100年を超える歴史を持つ名門今河織物。
初代・今河興三吉氏のこだわりを現在も尚受け継ぎ。
京都市内で糸染めから製織まで行っておられる名門でございます。
おおよそ40年前に帯のブランドとして、
木屋太を屋号として御召などに合わせるハイセンスなデザインで人気の一流メーカーでございます。
経錦の技法を用いて
織り上げられた創作性豊かなお品のご紹介です。
お目にとまりましたら是非どうぞ!
【 お色柄 】
さらり、しなやかでいながら、しっかりと密に織り出された帯地。
穏やかな白茶と白の間道の中には横段に獅噛模様が表現されました。
単色の経糸では 表現できない、奥行きを感じさせる仕上がりとなっております。
落ち着いた色使いの、古典よりインスピレーションを得た
しっかりとしたデザイン。丁寧な織と絶妙な色彩が見事に
調和した一条といえるでしょう。
【 木屋太(今河織物)について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.2011
1912年(明治45年)創業
今河興三吉が御召屋として創業
1980年頃から御召や紬に似合うようにと
製織を始めた帯を『木屋太』と名付けたところ
好評を得て後に屋号となる。
独自の織組織による、色や柄の豊富な風通織、
ふくれ織から金銀糸を使用した御召帯、
軽く締めやすい経錦の八寸などを展開している。
帯に用いられる経糸(たていと)は一般的には
2000本程度であるが、木屋太では約5000本使用。
日常的に着物や帯が使われることを想定して
製織されており、世界の様々な布やモチーフ、
意匠をアレンジしながら、和姿に調和するよう、
調整された絶妙な配色と構図で木屋太の
世界観が織り上げられている。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%
長さ約4.35m(お仕立て上がり時)
おすすめの帯芯:綿芯「松」
耳の縫製:かがり縫い
全通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 趣味のお集まり、カジュアルパーティー、お茶席、お稽古、芸術鑑賞、観劇、お出かけ、お食事など
◆あわせる着物 洒落訪問着、色無地、小紋、織の着物など
この商品を見た人はこんな商品も見ています