商品番号:1527307
(税込)
(税込)
【 仕入れ担当 更屋より 】
肌に触れる生地にこそ贅沢を…
最も古くより…西陣で仕事を続けてきた『紋屋井関』
御寮織のブランドの特選御召無地と知る人ぞ知る名機屋
『澤屋重兵衛』さんの西陣織袋帯を合わせてご紹介いたします。
お着物は証紙などはございませんが、バイヤー目利き品で
特別なお値段にてご案内いたします!
絹糸の艶によって浮かぶ地紋…
日本人の肌色を美しく魅せる深みのあるお色に
高貴ながらも落ち着きのある袋帯を合わせたセット。
お探しの方はどうぞお見逃しなくお願いいたします。
【 お色柄 】
≪着物≫
さらりとして程よいハリを感じさせるその質感。
紋意匠には有職文様の中でも、天皇家の御留柄である
桐竹鳳凰を配しております。
お色は味わい深い芥子色。
光の加減で浮き沈みする地紋が奥行きを演出し、
本当に豊かな着姿をお楽しみいただけることでしょう。
お召しいただける場もコーディネートも幅広い
優秀お着物です!
自信をもって心よりおすすめいたします。
お手元で末永くご愛用いただけましたら幸いでございます。
≪帯≫
見た目の重厚感とは裏腹に…ごくしなやかな手触りの帯地。
こっくりとした黒茶色と金を基調として花唐草模様を織りなしました。
時に陰となり、時にふわりと光を放って、
帯地だけでもって、幽玄でいて奥深い表情を放ってございます。
大人女性としての確かな佇まい、そして他に差を付けるお洒落さを、
存分にご堪能いただけることでしょう。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
たれ先の織り込みを確認するために一部縫製を解いております。
お届け前には口閉じをさせていただきます。
【 紋屋井関について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.1318※
※1953年の西陣織の証紙制度登録参加時点では
証紙番号はNo.1。当時の登録名は「井関」。
(当時の組合加盟社の中の38社が証紙登録開始)
番号は、当時参加した織屋の名前・いろは順で
決定されていた。
室町時代から500年以上続く日本の中で一番古い
歴史を持つ機屋。
四代昌庵が岡本尊行に紋織技術を伝授し、
西陣織が始まったとされることより、
「西陣織の始祖」「紋織の祖」とも呼ばれる。
現在は十九代当主。
1555年(元治元年)初代井関宗麟が日本で初めて
空引機を考案し、高級な紋織物国産化を完成させた。
公家や将軍・大名たちの装束を織る「御寮織物司」として、
宮廷文化を彩る逸品を織り続けた井関家には
「桐竹鳳凰麒麟文」を筆頭におびただしいほどの
古代裂が残されており、今日のものづくりの
礎となっている。
また、素材として絹糸は「宮糸」と呼ばれ、禁裏装束のみに
用いられた幻の糸(現在の14中生糸、極細で特に光沢性と
弾力性に優れている)を使用、金糸・箔はすべて本金・
本プラチナ・本焼銀を使用している。
【 西陣御召について 】
特許庁地域団体商標登録(2007年3月)
京都市西陣地域に由来する製法により
京都市及びその周辺地域で生産された
先練り・先染めの糸を用いた御召縮緬織物
「御召機(おめしばた)」という専用の織機を用い
緯糸に御召緯(生糸を精練し先染めを行い
強い撚りをかけた強撚糸)を用いて織りあげた後、
湯に通して糊を落とし、幅を整えて仕上げる。
丁度小紋と紬の中間にあたる格の着物で、
男物の無地御召の場合は一つ紋を入れると茶席や
フォーマルなど略礼装として活用される。
御召も縮緬の生地比べると強撚糸を用いた
御召は湿気に弱く縮みやすいこともあるので、
取り扱いには注意が必要(ガード加工の推奨)。
現在では御召緯を使用しなくとも
西陣で織られた先染めの着物を「西陣御召」と呼ぶ。
【着物】
表裏:絹100%(縫製:手縫い)
◆八掛の色:芥子色
「杏葉菊」の抜き一つ紋が入っております。
※ガード加工済み
【帯】
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.4m
耳の縫製:かがり縫い
六通柄
身丈(背より) | 153cm (適応身長158cm~148cm) (4尺0寸4分) |
---|---|
裄丈 | 62.5cm(1尺6寸5分) |
袖巾 | 32cm(0尺8寸4分) |
袖丈 | 48.5cm(1尺2寸8分) |
前巾 | 24cm(6寸3分) |
後巾 | 29cm(7寸7分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈71.5cm(1尺8寸9分) 袖巾35.5cm(9寸4分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 式典、パーティー、お食事会、お付き添い、お茶会など
◆あわせる帯 袋帯、綴れ名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
この商品を見た人はこんな商品も見ています