商品番号:1527285
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【 仕入れ担当 戸高より 】
郷土の気候風土と人情に深く根ざし、
永い歳月と営々として伝承された加賀友禅の技法を用い、
常に着る人の優雅さを追求する前向きの姿勢と情熱で、
花鳥山水の図柄に心を込め命を吹き込み続ける…。
数々の作家さんがいらっしゃいます加賀友禅においても特に巨匠。
刺繍や金彩を一切用いることなく、
ただひたすら純粋に染めの美を追求してまいりました。
加賀友禅作家【 宮野勇造 】氏による
本加賀友禅の訪問着をご紹介致します。
様々な題材から独自の感性で幅広い図案を描き出す多様性…。
新しい図案にかける、柔軟で真摯な姿勢。
氏の作品には、それらが見事に表現されています。
日本人の心に響き、優しく感性をくすぐる一品。
さらりとさりげなく、着こなしていただきやすく
お召しになられたときの着姿の美しさで、本加賀に勝るものはございません。
一つの美術品としても見劣りしない作品でございます。
そして、来年2025年は加賀友禅を伝統的工芸品と認定されてから50年の節目。
話題の産地になることはまず間違いなく、
需要と共に値も高くなるのではないでしょうか?
逃してほしくないこの機会、時代の動き、
どうか目を離さないようにお願い致します。
【 お色柄 】
しっとりと肌に柔らかく
水分を含んだように滑らかな上質の濱ちりめん地。
この絹地を上品な藤色で染め込んで。
ご覧いただけますでしょうか。
「春霞」と銘打たれた花意匠。
その立体感からも宮野先生のこだわりが感じられる面持ちでございます。
それぞれの意匠が優美に、かつお互いの美を引き出し、
魅力あふれるシルエットを演出してくれます。
着姿から花の色香が上品にかもし出される計算されつくした柄付け、
女性が女性であることの楽しみを実感できる仕上がりは、
さすが名匠のなせる技です。
これだけの作品です。
末永くご愛顧いただければと願ってやみません。
良きご縁を思いつつ、大切に大切にお届けいたします。
【 宮野勇造について 】
本加賀友禅作家、宮野勇造氏。
毎年複数枚の新たな図案を発表、
後進の指導・育成にも力を入れておられる加賀友禅屈指の巨匠。
様々な題材から独自の感性で幅広い図案を描き出す多様性。
新しい図案にかける、柔軟で真摯な姿勢。
氏の作品には、それらが見事に表現されています。
<経歴>
1953 金沢市に生まれる
1976 加賀友禅作家清藤武二氏に師事
1984 独立
1997 伝統工芸士に認定される
2010 加賀染振興協会理事に選任される
2016 加賀染振興協会副理事に専任される
<受賞歴>
1987 第13回加賀友禅新作競技会 金沢市長賞
1988 第10回伝統加賀友禅工芸展 金賞 /第14回加賀友禅新作競技会 名古屋通産局長賞
1990 第12回伝統加賀友禅工芸展 銅賞
1991 第17回加賀友禅新作競技会 中部通産局長賞
1994 第21回加賀友禅いろどり会 石川県知事賞
1999 第21回伝統加賀友禅工芸展 銅賞
2000 第41回石川の伝統工芸展 日本工芸会賞
2002 第28回加賀友禅新作競技会 伝統的工芸品産業振興協会会長賞
2008 第34回加賀友禅新作競技会 中部経済産業局長賞
2009 第31回伝統加賀友禅工芸展 銅賞 /第35回加賀友禅新作競技会 中部経済産業局長賞
2010 第36回加賀友禅新作競技会 伝統的工芸品産業振興協会会長賞
2013 第35回伝統加賀友禅工芸展 銅賞
【 加賀友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年5月10日指定)
石川県指定無形文化財
京友禅・東京友禅と並ぶ、三大友禅のひとつ。
現在は登録された作家により、加賀五彩といわれる
藍・えんじ・黄土・草・古代紫の加賀五彩を基に
糸目友禅のみで仕上げられる。
絹100%
たち切り身丈183cm(背より身丈168cmまで) 内巾37cm(裄丈70cmまで)
経済大臣指定伝統的工芸品の証紙、加賀染振興協会の証紙がついております。
◆最適な着用時期 10月~翌5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン ご友人の結婚式、式典、パーティー、お付き添い、音楽鑑賞、観劇など
◆あわせる帯 袋帯、綴れ名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
解手のし6,050円+※胴裏8,250円~+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
※堅牢染め・本加賀など、染めのしっかりした御着物への抜き紋入れには、
堅牢抜き代4,400円(税込)が必要となります。
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