商品番号:1527250
(税込)
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【 仕入れ担当 更屋より 】
しっとりと…大人な色彩に魅了され…
染織の名門『鷹ヶ峰 しょうざん』による
本手加工友禅生紬訪問着とカジュアルの装いを印象的に演出する
洒落帯の名門『渡文』より、抽象文様をあしらった西陣手織袋帯を
合わせてご紹介いたします。
本品は実にしょうざんらしい、風趣な古典意匠のひと品に
ざっくりとした風合い豊かな渡文の帯を合わせた
通好みの品良きコーディネート。
日本人の美的感覚に合致している
風合いの良い、静かな着物。
お仕立て上がりならではのお値打ち価格を
セットで一層お得にいたしました!
どうぞお見逃しないようご覧下さいませ。
【 お色柄 】
≪着物≫
ややハリのあるざらりとした手触りでありながら、
着心地は驚くほどにしなやか…
節のある緯糸がきちんと緻密に織り込まれ、
ところどころにふっくらとした風合いが浮かび上がります。
自然な風合いを損なわないよう、所々節糸を出して味わい深さを
演出した生紬地をくすみのある上品な薄墨色と利休白茶色を基調に染め上げ、
しっとりと描かれた茶屋辻が一面に繊細な染めで浮かび上がりました。
素朴な味わいの地に、趣味性あふれる情景が丁寧に描かれた、
大人の女性にふさわしい趣に満ちた一品。
お洒落を極めたといっていい一品は、お手を触れた瞬間に、
またご覧頂ければ一目でそのすばらしさをおわかりいただけることでしょう。
お集まりやお食事会、観劇や立食パーティーなど、
紬訪問着は現代のおきものシーンで通好みな装いを期待されるおきものです。
おきものをよくお召しになる方にもきっとご満足いただけることと存じます。
他とは一味違う、個性溢れるお着物をお探しの方に自信をもっておすすめ致します。
この機会、どうぞお見逃しなく!
≪帯≫
平織りでありながら生地にボリューム感をだし、
深みある色と質感で織り成されたしなやかな帯地。
立体感を生み出す太箔をふんだんに用いて
織りの表情豊かに仕上げられた一条。
自ずと装いをワンランクあげてくれる
お品であることはおわかり頂けることでしょう。
デザインが鎧袖のような段状に織りだされており、
流行り廃りのないお色柄でありながらこだわりのお品…
このセンス他にはございません。
スタイリッシュな装飾模様が、なんともいえない洒落味を醸し出し、
見るものを魅きつけ、おしゃれ心をくすぐる仕上がり。
匠の技によって生まれた比類なき織り味を
ぜひお楽しみくださいませ。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
洗いに出されたと見られるしつけ糸がついており、
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 渡文について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.37
1906年(明治39年)創業
創業者・渡邉文七が15歳で西陣機屋に丁稚奉公の後、
20歳代半ばで独立、徐々に手織機、力織機の稼動を増やし、
今の地位を築き上げた。
「創造性あるもの作り」を理念に、
結びやすい帯を織り続けている。
有職文様の格調高い形式美の意匠「名物裂」、
真夏以外1年を通して使用できる手織の
「波衣(なみごろも)」、1本糊の技法を用いて
製織された、軽くてシワになりにくい
「纐纈(こうけつ)ST」などのシリーズがある。
【 沿革 】
1882年 創業者渡邉文七 京都府北桑田郡知井村に生まれる。
幼少にして父と死別。15歳で京都に出て、
西陣「山下槌之助機業店」に丁稚として奉公する。
文七は帯作りの修行に励み、その非凡な才能と努力を
認められ番頭に昇進。
1906年 独立を決意、山下家から別家を許され
「渡邉文七機業店」を創業。
1914年 手機20台を稼働させ紹紦、肩裏、絽丸帯などを製織
経営の基盤を固める。
1922年 力繊機を導入、広巾で織り上げた帯地を2つに裁断して、
単帯として売り出して好評をはくした。
1936年 手機100台、力織機10台をもって操業する西陣の中堅機業に成長。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
【 しょうざんについて 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.2401
京都の着物メーカー。(漢字表記は松山)
西陣の糸屋の三男に生まれの戦後の立志伝中の人物で、
しょうざんのウール着物を大ヒットさせた松山政雄が
創業者。
戦後いち早くシルクウール着物やウールお召を開発。
1970年代以降は後のしょうざんの看板商品となる
「しょうざん生紬」を開発。
【着物】
表裏:絹100%(縫製:手縫い)
◆八掛の色:煤色
※ガード加工済み
【帯】
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.35m
耳の縫製:かがり縫い
六通柄
身丈(背より) | 159cm (適応身長164cm~154cm) (4尺2寸0分) |
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裄丈 | 66.5cm(1尺7寸6分) |
袖巾 | 33.5cm(0尺8寸8分) |
袖丈 | 49.5cm(1尺3寸1分) |
前巾 | 25cm(6寸6分) |
後巾 | 30.5cm(8寸1分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈71.5cm(1尺8寸9分) 袖巾36cm(9寸5分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、観劇、お食事、お出かけ、趣味のお集まりなど
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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