商品番号:1527129
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【 仕入れ担当 中村より 】
京友禅の名匠によって上質絹地を染めた、ハイセンスな摺り友禅付下げ着尺をご紹介いたします!
制作したのは「万葉染織」。
摺り友禅のものづくりに定評があり、
楚々とした上品な小紋や帯を多く生み出されています。
無地場にさみしさではなく、その本質ある「ものの良さ」を感じさせてくれる、
魅力ある付下げのお着物姿。
今回は名門【龍村美術織物】の袋帯とのコーディネートセットをご紹介。
自信をもってお届けさせていただきます。
お見逃しなくお願い致します。
【 色・柄 】
[着物]
やわらかく溶け込む、
爽やかな淡黄色に染めた丹後ちりめんの駒無地。
その風合いはしっとりと、まるで水分を含んでいるかのようなしなやかさ。
極上の絹布を極上の友禅で、奥深く染め上げております。
意匠には、すっきりとした構図の
装飾的な唐花華文のお柄を表しました。
艷やかな金彩も加えて…
地色からキリッと映える配色で浮かび上がり、
無地場からもそのセンスの素晴らしさが感じとれます。
[帯]
【 繋菱紋 】と銘打たれた本品。
さらりとしなやかな織味の帯地は黒色。
お柄には一面、花菱の模様が織り表されました。
大小の花菱を複雑に組み上げて。
金色一つとっても、糸の質感を変化させ、光沢に違いを出しております。
地色に冴える、白や金、銀の彩り。
所々に込められた藤色、青箔糸が、そっと知的な華やぎをもたらして。
【 龍村美術織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.644
1894(明治27)年創業
初代龍村平蔵氏より連綿と受け継がれた、「独創」
「復元」「美的感覚」の三要素を帯づくりの
基本精神に据え、古代織物の研究と復元を基盤に
美術織物という新しい分野を確立した。
帯に始まり、小物やタペストリー、緞帳など
その製織品は多岐にわたる。
【 万葉染織(まんようせんしょく)について 】
1971年(昭和46年)創業
京都友禅協同組合所属
糊や摺り等の伝統的な技法を用いた
板場の型友禅の着尺をメインに
熟練の職人がものづくりを続けている。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
[着物]
絹100%
たち切り身丈193cm(背より身丈178cmまで) 内巾37cm(裄丈70cmまで)
白生地には、丹後ちりめんの特選駒無地を使用しております。
[帯]
絹100%
長さ約4.45m(お仕立て上がり時)
柄付け:六通柄
耳の縫製:袋縫い
◆最適な着用時期 10月~5月(袷の季節に)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン お付き添い、お食事会、パーティー、観劇、コンサートなど。
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
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