商品番号:1527128
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【 仕入れ担当 中村より 】
京友禅の名匠によって上質絹地を染めた、ハイセンスな摺り友禅付下げ着尺をご紹介いたします!
制作したのは「万葉染織」。
摺り友禅のものづくりに定評があり、
楚々とした上品な小紋や帯を多く生み出されています。
無地場にさみしさではなく、その本質ある「ものの良さ」を感じさせてくれる、
魅力ある付下げのお着物姿。
今回は西陣まいづるの袋帯とのコーディネートセットをご紹介。
自信をもってお届けさせていただきます。
【 色・柄 】
[着物]
やわらかく溶け込む、
爽やかな水色に染めた丹後ちりめんの駒無地。
その風合いはしっとりと、まるで水分を含んでいるかのようなしなやかさ。
極上の絹布を極上の友禅で、奥深く染め上げております。
意匠には、すっきりとした構図の
装飾的な唐花華文のお柄を表しました。
艷やかな金彩も加えて…
地色からキリッと映える配色で浮かび上がり、
無地場からもそのセンスの素晴らしさが感じとれます。
[帯]
サラリとハリ感ある地風。
一面に黒の箔糸を織り込んだきらめく帯地。
お柄には銀糸によるエレガントな葡萄唐草模様が繊細に織り表されました。
モノトーンを主として色味を変え、陰影を表現して。
所々にアクセントとして、金の箔糸が込められております。
光を受けて輝く様子はため息がこぼれるほど。
すれ違った人も思わず振り返るような、品良き華やぎがございます
【 西陣まいづるについて 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.29
1907年(明治40年)創業
江戸時代に「松屋」の屋号で禁裏御所
(京都御所)の出入りを許された商家。
江戸時代中期に松屋儀兵衛が近江の国
(現在の滋賀県)より京都に出て、
呉服商を営みはじめたのが始まり。
江戸時代後期には高島屋や大丸と共に
京都の名店としての地位を確立した。
後、松屋七代目・舞鶴正七が西陣の地で
織元として新たに創業。
美しく魅力的な織物を作り続ける事、
世間から必要とされる織物を作り続ける事、
時代の変化に対応した織物を続けていく事を
モットーにものづくりをしている機屋。
主なブランドラインにゴブラン紹巴、
三眠蚕、耀虹螺鈿、琴糸織などの
シリーズがある。
【 万葉染織(まんようせんしょく)について 】
1971年(昭和46年)創業
京都友禅協同組合所属
糊や摺り等の伝統的な技法を用いた
板場の型友禅の着尺をメインに
熟練の職人がものづくりを続けている。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
[着物]
絹100%
たち切り身丈189cm(背より身丈174cmまで) 内巾37cm(裄丈70cmまで)
白生地には、丹後ちりめんの特選駒無地を使用しております。
[帯]
絹50% レーヨン25% ポリエステル25%
長さ約4.35m(お仕立て上がり時)
柄付け:六通柄
耳の縫製:袋縫い
おすすめの帯芯:綿芯「松」
◆最適な着用時期 10月~5月(袷の季節に)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン お付き添い、お食事会、パーティー、観劇、コンサートなど。
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
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