【羽田登 羽田工房】【人間国宝 故:羽田登喜男図案】 特選京友禅九寸名古屋帯 「鴛鴦に春秋花」 至高の友禅帯…受け継がれる美匠!

商品番号:1527117

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重要無形文化財「友禅」保持者、人間国宝・羽田登喜男氏…
今は亡き氏の技術を受け継ぐご子息、羽田工房の羽田登氏によって制作された、
落款も連名にて押印される「羽田友禅」の九寸名古屋帯をご紹介いたします!


【仕入れ担当 吉岡より】
スッキリと清雅な地色の中に浮かび上がる
羽田友禅の代表的な鴛鴦図…
その意匠美に惹かれて仕入れて参りました!

いわずとしれた羽田登喜男氏の「鴛鴦」。
一羽増えるごとに数十万とも、百万ともいわれる…
あまりにも有名な柄行きですので、ご説明は必要ではないかもしれません。

加賀と京の友禅を融合させ、友禅に独自の意匠を見出した作品です。
人間国宝の洗練された美しき染意匠…
この機会、どうぞお見逃しのございませんよう!


【色・柄】
白生地には、ふっくらとシボの高い浜ちりめんを用いました。
引染によって染められた絹地は、淡く爽やかな水色を基調として。
絹地の光沢感すら感じるような地色は、
上品な鴛鴦の意匠をキリリと引き立てて…

やわらかな光の中に描かれた蒔糊のぼかしを背景に、
鴛鴦と梅や菊、笹など春秋の花模様を描き出しました。

その色使い、構図からは、人間国宝ならではの品格を感じるような、
独特の世界観を魅せる素晴らしい一品に仕上がっております。

本来、春~夏にかけて花を咲かせるハマナスですが、
意匠化されており季節感も抑えられていますので
袷の季節に通年ご着用頂ける帯としてご活用下さいませ。


極上の感性、染め技。
ダイアナ妃へ贈呈された振袖や、
祇園祭の蟷螂山のタペストリーを創作するというという、
この上ない名誉を授かる、人間国宝にまでのぼりつめた作家の感性。
それを受け継ぐ羽田登氏の手で制作された一条です。

重要無形文化財「友禅」保持者、人間国宝・羽田登喜男氏。
偉大な功績を残され、2008年2月10日、実り多き人生を終えられました。(享年97歳)

末永くご覧いただき、その喜びを心に結んで頂けますよう…
こう願いつつ、お届けいたします。
どうぞ母娘代々受け継ぐ名品として、末代までも、お持ちくださいませ。


【羽田登氏について】
1938年 羽田登喜男の長男として京都市に生まれる。
1964年 京都市立美術大学日本画科入学。在学中に第15回京展に日本画で初入選。第6回日展に日本画「岩礁」で初入選。
1964年 京都市立美術大学卒業と同時に染色作家の岸田竹史先生門下となり、1971年まで日展を中心に活動。伝統工芸展出品に向けて8年間公募展出品を休止。
1979年 第26回日本伝統工芸展で訪問着「夕東風」初入選。
1980年 第17回伝統工芸日本染織展で訪問着「桃里」文化庁長官賞を受賞。
1982年 京都工芸美術展で訪問着「潮音」新人賞を受賞。京都府買い上げ。
1984年 日本工芸会正会員に認定。
1988年 第40回京展で訪問着「桃花流水」京都市長賞受賞。京都工芸美術作家協会理事就任。
1990年 日本工芸会総裁賞受賞。
1991年 ドイツ・ケルン市で永楽紘一氏と「京都工芸二人展」開催。
1996年 フランス・リヨン市、リヨン染織美術館で同館主催の特別展「羽田家のキモノ展」開催。
2004年 祇園祭・蟷螂山の後掛「端兆遊泳之図」制作、献納に協力。
2006年 京都府指定無形文化財「友禅」保持者に認定。社団法人日本工芸会理事に就任。


【 羽田登喜男(重要無形文化財保持者)について 】
【 生年・認定年・享年 】
1911年(明治44年) 1月14日生。
1988年(昭和63年) 重要無形文化財「友禅」の保持者に認定。
2008年(平成20年) 2月10日没。肺炎のため死去、97歳

金沢で加賀友禅の下絵、糊置き、色挿し等一連の作業の
基礎を習得、京都に移った後には京友禅のみならず、
美術工芸品の鑑賞など文化に触れることの重要性を学んだ。
一般的に京友禅は工程が分業されているが、
羽田はすべての工程を自身で行う制作態度をとり
京友禅の世界に、加賀友禅を融合させた独自の
境地を開く。

京都の庭園や自然を愛し、花鳥風月に材を求め
完成された図案のうち、『鴛鴦』は代名詞的なお柄。
京都府民を代表してダイアナ妃に送られた振袖、
祇園祭蟷螂山の懸装品は有名。

【 経歴 】
1911年 石川県金沢市に造園師・羽田栄太郎の三男として生まれる
1925年 隣家の南野耕月に加賀友禅を学ぶ
1931年 京都にて同郷の曲子光峰(まげしこうほう)に京友禅を学ぶ
    以降、羽田は生涯にわたり京都で制作を行う
1943年 政府認定の京都友禅技術保存資格者となり、戦中も作品を制作
1955年 第2回日本伝統工芸展において訪問着「孔雀」が初入選
1957年 社団法人日本工芸会正会員
1962年 日本工芸会理事に就任
1971年 日本伝統工芸展審査員に就任
1976年 第23回日本伝統工芸展で「白夜」が東京都教育委員会賞を受賞。
    藍綬褒章受章。
1978年 京都府美術工芸功労者表彰を受ける
1979年 紺綬褒章受章
1982年 勲四等瑞宝章を受章
    祇園祭蟷螂山の前掛「瑞祥鶴浴之図」を制作
1984年 祇園祭蟷螂山の胴掛2面「瑞光孔雀之図」
   「瑞苑浮遊之図」を制作
1986年 京都府より英国王室ダイアナ皇太子妃に贈られた振袖
   「瑞祥鶴浴文様」を制作
1988年 友禅の重要無形文化財保持者(人間国宝)の認定を受ける
    社団法人日本工芸会参与
1990年 京都府文化功労賞特別賞受賞、京都市文化功労者表彰を受ける
1991年 祇園祭蟷螂山見送り「瑞苑飛翔之図」を制作
1992年~「友禅 人間国宝 羽田登喜男」展を石川県立美術館
    京都市美術館にて開催
1996年 フランスのリヨン染織美術館にて「羽田家のキモノ」展開催
1999年 祇園祭蟷螂山水引「吉祥橘蟷螂図」を制作、献納
2004年 祇園祭蟷螂山後掛「瑞兆遊泳之図」を献納し全懸装品を制作
    完納※制作には後継者である息子羽田登も携わり、
    その技術伝承に努める。
2007年10月10日 高齢のため制作活動を終了。

吉岡 駿

バイヤー
吉岡 駿

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090-4643-7630

日曜定休、休日は翌出勤日に対応させて頂きます。

- 素材・サイズ

絹100% 長さ3.6~3.7m(お仕立て上がり時)
白生地には、特選浜ちりめん地を使用しております。
※おすすめ帯芯:突起毛綿芯 ◇お太鼓柄

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~5月(秋単衣から袷の季節に)

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。

◆着用シーン カジュアルなパーティー、お茶席、観劇、コンサートなど。

◆あわせる着物 付下げ、色無地、小紋、御召

★名古屋仕立て(税込10,450円※綿芯「突起毛芯」代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。

★開き仕立て(税込13,750円※綿芯「突起毛芯」代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。

★松葉仕立て(税込13,750円※綿芯「突起毛芯」代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。

※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+1,650円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。

九寸帯を直接お仕立てされる方はこちら
【突起毛綿芯】名古屋仕立て
【突起毛綿芯】開き仕立て/松葉仕立て(裏地なし)
【突起毛綿芯】開き仕立て/松葉仕立て(モス裏地付き)


撥水加工をご要望の場合はこちら
(ガード加工 帯)
(パールトーン加工 九寸帯)


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