【大蔵ざらえセール】 【冬のおすすめコーデ】 【上野為二・上野工房】 特選本手加工京友禅訪問着 【河村織物】 特選本手加工友禅手織袋帯 ≪仕・中古美品≫ 「金煌茶屋辻紋」 正統派の古典を踏襲して。 身丈159.5 裄65.5

商品番号:1527006

通常価格 ¥236,000

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平日・土日祝 10〜18時

【 仕入れ担当 更屋より 】
京友禅の人間国宝第一認定・初代上野為二氏の技と
こころざしを受け継ぐ、初代上野為二氏のご長男の
上野忠夫氏の『上野工房』より京友禅訪問着と
名門『河村織物』の帯地を用いた特選手織り袋帯を
合わせてご紹介いたします。

上野家らしい茶屋辻のデザインに凛とした華やぎを演出する
ご紹介です。

ご年齢問わず、流行り廃りなく御召いただける
正統派古典のデザインで、フォーマルシーンに
おすすめでございます。


【 お色柄 】
≪着物≫
肌にさらりと心地よい上質な絹地。
柔らかく優しい珊瑚色を基調とした地色に
ふうわりと暈し染を施しつつ、菊や松に囲まれた茶屋辻を描き出しました。

奥行き深く、繊細な仕上がりで正統派の古典を踏襲して。
伸びやかな彩りと丁寧なものづくりの姿勢がおのずと伝わってまいります。

一期一会のこの機会に、どうぞご検討くださいませ。


≪帯≫
しなやかでいて密な帯地…
程よいハリ感を感じる贅沢な手織の帯地。

お柄には亀甲文や青波文を清雅に表した道長取りの
華やかなお柄と刺繍にて表された菊や撫子が
表された贅沢な一条。

細やかな金彩にて表現さえた風雅な情景は
華やかでありながらもお色が統一されておりますので
華美すぎず、上品な表情でございます。

古典美を追求した大変珍しい一条に
ときめく方も多いことでしょう。

一瞬で心に刻まれたこの”美”。
終生ご愛顧いただける作品として、どうぞ大切にお締めくださいませ。


【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
洗いに出されたと見られるしつけ糸がついており、
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。


【 河村織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.46

手織りの技と洗練されたセンスで、
江戸慶長より続く老舗の機屋。

西陣袋帯のほとんどが機械織の量産品である中、
「手織り」という伝統の技にこだわり、
先見の目をもって中国進出のさきがけとなった。
帯の他にも寺社仏閣の神服や能装束、皇室御用達の
織物を製織している。
「河村つづれ」が商標登録されている。

【 沿革 】
1959年 会社設立
1962年 手織紋つづれ 生産開始
1976年 三笠宮殿下御夫妻 玄琢工場御見学
1978年 中国進出 明つづれ帯・刺繍帯 生産開始
1987年 中国 手織工場建設 生産開始
1990年 天皇陛下即位の礼・美智子皇后陛下袋帯ご使用
    国立能楽堂に能装束寄贈
1991年 大相撲(化粧回し 行司衣装)製造開始
    幕内行司 木村光彦氏に行司衣装寄贈
1998年 京都祗園八坂神社 御神服復元奉納
1999年 神戸生田神社 舞楽衣装一式奉納
2002年 天皇皇后両陛下東欧訪問・皇后陛下着用ドレス製作

【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)

多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。

起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。

18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。

明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。

織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。


【 弐代目上野為二(四代目上野眞)について 】
京友禅作家
京友禅の名門・上野家の四代目

※1955年に始まった重要無形文化財及び保持者の
認定で、最初に認定をうけた友禅の人間国宝
初代・上野為二を祖父に持つ。
初代上野為二は古代加賀の研究を元に
京友禅に加賀友禅の趣きを加えた技法を生み出し
日本画と洋画双方の技術を学ぶことで絵画的
テーマと表現を深めた。

上野家のお家芸は繊細な糸目と独特の配色で
表現された茶屋辻や御所解模様で、初代上野為二が
残した松の図案は「上野家の松」として有名。

その作風を引き継ぎ、二代目・上野為二は
古代加賀の柄行を現代調にアレンジした作品を
制作している。

※1955年同時認定を受けた人間国宝は
加賀友禅 木村雨山
京友禅  田畑喜八

【 経歴 】
1957年 京都生まれ
1980年 学卒後、京友禅の染匠高橋啓に入門
1983年 上野を継いで先代職人たちと共に研鑽に励む     
2003年 弐代上野為二を襲名。

■上野家初代 上野清江(明治4年~昭和18年)
絵画をよくし、茶人で俳句や和歌にも精通。

■上野家二代 上野為二 (明治34年~昭和35年)
重要無形文化財保持者・人間国宝
古典衣裳を模写し、自己の美学で再構築、
新しい友禅の形式美を築く。
昭和13年、友禅の世界で初めて
重要無形文化財保持者に認定を受ける。

■上野家三代 上野忠夫(昭和6年~昭和52年)
現在の上野工房ビルを建築

■上野家四代 上野眞(昭和32年~)


【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品

京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。

「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。

明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。

量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。

更屋 景子

バイヤー
更屋 景子

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090-5664-2255

日曜定休、休日は翌出勤日に対応させて頂きます。

- 素材

【着物】
表裏:絹100%(縫製:手縫い)
◆八掛の色:ときがら茶色

【帯】
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.5m
耳の縫製:かがり縫い
六通柄

- サイズ

身丈(背より)159.5cm (適応身長164.5cm~154.5cm)
(4尺2寸1分)
裄丈65.5cm(1尺7寸3分)
袖巾32.5cm(0尺8寸6分)
袖丈57cm(1尺5寸0分)
前巾24cm(6寸3分)
後巾31cm(8寸2分)

【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈66.5cm(1尺7寸6分) 袖巾33.5cm(8寸8分) 
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 結婚式、披露宴、パーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会、お付き添いなど

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。

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