商品番号:1526996
(税込)
【仕入れ担当 竹中より】
緻密に織り出された意匠の味わい…
京の名機屋、西陣まいづるより
モダンで富貴柄行を織り込んだ素晴らしい秀作をご紹介いたします。
高級品のみに許される
表裏つぎめのない本袋で仕上げられています
【商品の状態】
リサイクル仕立てあがり品として
仕入れましたが 締め跡も見受けられず
美品としておすすめできる一条です!
【お色柄】
しなやかで張りのある帯地は、シックな薄墨の
小市松模様を織り出して。。
意匠には菱と亀甲の装飾華文が
6通にわたりリズミカルに並べられました
もう片面はその華文が両耳につづき献上紋となり
市松模様に色緯糸を綾なすことにより
井桁菱やジグザグ紋 菱襷文などを
横段模様に浮かべました
両面で違ったテイストを
お楽しみいただける仕上がりです
漂わせる上質な高級感はさすが名門の風格。
一朝一夕では真似はできません。
このあたりが“老舗”とか“名門”と言われる所以でしょう。
名門の名技極まれり。
どうかお見逃しなくお願い致します。
【 西陣まいづるについて 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.29
1907年(明治40年)創業
江戸時代に「松屋」の屋号で禁裏御所
(京都御所)の出入りを許された商家。
江戸時代中期に松屋儀兵衛が近江の国
(現在の滋賀県)より京都に出て、
呉服商を営みはじめたのが始まり。
江戸時代後期には高島屋や大丸と共に
京都の名店としての地位を確立した。
後、松屋七代目・舞鶴正七が西陣の地で
織元として新たに創業。
美しく魅力的な織物を作り続ける事、
世間から必要とされる織物を作り続ける事、
時代の変化に対応した織物を続けていく事を
モットーにものづくりをしている機屋。
主なブランドラインにゴブラン紹巴、
三眠蚕、耀虹螺鈿、琴糸織などの
シリーズがある。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%
長さ約4.45m
西陣織工業組合証紙No.29 西陣まいづる謹製
両面 六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お茶席、パーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会、お付き添いなど
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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