商品番号:1526970
【 仕入れ担当 中村より 】
弊社コラム『きものと』にて特集いたしました、贅沢な一生モノのお品を仕入れてまいりました!
西陣の帯問屋さん達から「いいもん屋」と呼ばれる【梅垣織物】さん。
老舗の中でも、通の方から絶大な支持を受ける機屋でございます。
悠久不変の古典美かおる、西陣フォーマル帯をご紹介いたします!
なかなかご紹介する機会のない極上ものでございます。
人気も高く、お問い合わせも度々いただくお品です。
お目に留まりましたら、どうぞお早めにご検討くださいませ。
【 お色柄 】
品のある白銀の地は淑やかに光をはらみ…
おおらかに織り表された、金銀の混ざり合う菱花の意匠。
そのお色は実に変幻自在にその表情を変えて…
撮影画像からもおわかり頂けるように、
一方から見ると金に見える箇所が、もう片側から見ると銀にも見える…
名機・梅垣織物ならではの独自の織り味が、
見る者の心まで捉えるような、素晴らしい仕上がりです。
抑えた色彩の統一感がいかにもよきものであることを漂わせます。
華やぎを求められるどのようなシーンにも
自信をもってお召しいただける梅垣の逸品でございます。
【 梅垣織物 有綵無彩について 】
梅垣独自の「有綵無彩(ゆうさいむさい)」という織技法によって織り上げられました。
「有綵無彩」とは、色の三属性のうち、「色」を使わず「明度」だけを追求されたもの。
金・銀という無彩色を「同口引き揃え」という西陣織の技術を応用することにより、
極細金糸と箔との複合組織が、見る角度によって変化する箔の輝きを生み出しております。
まるで金屏風図のような風合いが大変凝った仕上がりです。
由緒正しき風情そのままに…ダイナミックな織表現が光るお一つでございます。
【 梅垣織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.442
1961年(昭和35年)創業
西陣の帯問屋からも「ええもん屋」と言われる
西陣織の名門機屋。
絵画、陶芸、漆芸といった古今の優れた
美術工芸品を織で表現することにこだわり、
糸の動きを計算しつくすことで上質かつ
洗練された帯を製作している。
現代の着物文化に沿う先進的な創作にも意欲的で、
その作品はプロのみならず、多くのきものファンから
多大なる評価を得ている。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹50% 指定外繊維(紙・和紙)・綿・レーヨン・アクリル・ポリエステル50%
長さ約4.35m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No.442 梅垣織物謹製
おすすめの帯芯:綿芯(薄め)
耳の縫製:袋縫い
◇六通柄
◆最適な着用時期 袷(10月~翌年5月)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、披露宴、パーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会、付き添いなど
◆あわせる着物 留袖、訪問着、付下げ、色無地
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