商品番号:1526231
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【 仕入れ担当 戸高より 】
染の名門【 岡重 】。
江戸時代の寛政8年(1796年)の創業以降
228年の歴史と伝統に決してあぐらをかくことなく…。
きもの・帯・長襦袢・小物等々、素晴らしいお品を創作。
お抱えになられている見本表には500点以上ものデザインを保管し、
先代たちの類まれない努力と思案を大切にしつつも、
東京オリンピック開催に合わせた新たなTシャツを手掛けたりなど…。
現代の背景にそぐう逸品を創り上げ、
何度も皇室献上品に選ばれている老舗機屋です。
中でも特に珍しく見事なまでのセンスを魅せつける
特別な付下げ着尺をご紹介致します。
深い味わい、瑞々しい染め色、ひと目で良きものとわかる風格。
京の老舗ならではの職人技を身にまとう心地良さ。
ぜひともご堪能いただきたく存じます。
【 お色柄 】
まずご覧頂きたいのが絹艶が美しい白生地。
シルクの滑らかさに程よい重みを味わって頂ける
丹後ちりめんの地を京紫色へと染め成しました。
クラシカルでありながら現代の趣向にあった、
深い味わい、ひと目で良きものとわかるお品の上等。
お柄には浮線陵を色彩の豊かなお色味で配置し、
唐草意匠により飾り付けました。
そこには金の彩もあしらわれて。
ひと色、ひと色。
繊細に移り変わる彩りが、心に澄み渡るよう。
縁取られた金彩も本当に丁寧で、
一切の妥協なく細部にまでこだわりのつまった作品です。
そのあたりのお品にはない、思わずハッとするほどの洗練された和姿の妙。
お洒落なムードに、自由な帯合わせで楽しく
お袖を通していただけましたらと思います。
【 岡重について 】
1855年(安政二年)創業
長きにわたり京友禅に携わり、 老舗の良心にかけて
一品一作に心をこめて息の長い本物の意匠、
本物のきものづくりに取り組んでいる老舗。
着物、帯の他に手掛けるブランドとして
■OKAJIMA 1993年発表
京友禅の技術を駆使して製作した商品。
フォーマルバッグ、カジュアルバッグ、風呂敷、
小袱紗、和装小物など
■MAJIKAO 1996年発表
明治・大正時代に岡重が手掛けた羽裏柄より、
新たに型を起こし染め製作した羽裏文様の商品群
バンダナ・ハンカチ・風呂敷・和装小物など
■唐様三昧 1998年発表
古来より、世界の人に親しまれている更紗文様を
独自にアレンジした商品
漆塗り筆ペン、懐中時計、ルーペなどの和装小物
■IMAN 2002年発表
インドネシアの伝統的なバティックと京友禅の技を
コラボレートした岡重オリジナルのアート布を用いた商品
ショール、筆ペンケースなど
がある。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100%
たちきり身丈195cm 内巾38cm(最大裄丈約72cm)
白生地には、丹後ちりめん地を用いております。
岡重謹製
◆最適な着用時期 10月~翌5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 初釜などのお茶席、成人式、卒業式、披露宴、観劇、趣味のお集まりなど
◆あわせる帯 袋帯、綴れ八寸名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
手のし3,300円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+14,300円(税込)
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