商品番号:1526226
(税込)
(税込)
【 仕入れ担当 戸高より 】
染の名門【 岡重 】。
江戸時代の寛政8年(1796年)の創業以降
228年の歴史と伝統に決してあぐらをかくことなく…。
きもの・帯・長襦袢・小物等々、素晴らしいお品を創作。
お抱えになられている見本表には500点以上ものデザインを保管し、
先代たちの類まれない努力と思案を大切にしつつも、
東京オリンピック開催に合わせた新たなTシャツを手掛けたりなど…。
現代の背景にそぐう逸品を創り上げ、
何度も皇室献上品に選ばれている老舗機屋です。
見事なまでのセンスを魅せつける小紋着尺をご紹介致します。
深い味わい、瑞々しい染め色、ひと目で良きものとわかる風格。
京の老舗ならではの職人技を身にまとう心地良さ。
ぜひともご堪能いただきたく存じます。
【 お色柄 】
まずご覧頂きたいのがこだわりの生地。
伊と幸ブランドの生地を使用致しました。
シルクの滑らかさに程よい重みを味わって頂けるお品かと存じ上げます。
クラシカルでありながら現代の趣向にあった、
深い味わい、ひと目で良きものとわかるお品の上等。
地紋様には立涌唐草の意匠。
絹艶が美しい白生地を爽やかな納戸色に染め上げて
お柄には更紗模様が繊細に表現されております。
ひと色、ひと色。
繊細に移り変わる彩りが、心に澄み渡るよう。
縁取られた金彩も本当に丁寧で、
一切の妥協なく細部にまでこだわりのつまった作品です。
そのあたりのお品にはない、思わずハッとするほどの洗練された和姿の妙。
お洒落なムードに、自由な帯合わせで楽しく
お袖を通していただけましたらと思います。
【 岡重について 】
1855年(安政二年)創業
長きにわたり京友禅に携わり、 老舗の良心にかけて
一品一作に心をこめて息の長い本物の意匠、
本物のきものづくりに取り組んでいる老舗。
着物、帯の他に手掛けるブランドとして
■OKAJIMA 1993年発表
京友禅の技術を駆使して製作した商品。
フォーマルバッグ、カジュアルバッグ、風呂敷、
小袱紗、和装小物など
■MAJIKAO 1996年発表
明治・大正時代に岡重が手掛けた羽裏柄より、
新たに型を起こし染め製作した羽裏文様の商品群
バンダナ・ハンカチ・風呂敷・和装小物など
■唐様三昧 1998年発表
古来より、世界の人に親しまれている更紗文様を
独自にアレンジした商品
漆塗り筆ペン、懐中時計、ルーペなどの和装小物
■IMAN 2002年発表
インドネシアの伝統的なバティックと京友禅の技を
コラボレートした岡重オリジナルのアート布を用いた商品
ショール、筆ペンケースなど
がある。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100%
長さ約13m 内巾38cm(最大裄丈約72cm)
白生地には、伊と幸ブランドの紋意匠地を用いております。
岡重謹製
◆最適な着用時期 10月~翌5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事、お出掛け、ご旅行、趣味のお集まりなど
◆あわせる帯 カジュアル袋帯、九寸帯、八寸帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
湯のし1,650円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+9,900円(税込)
この商品を見た人はこんな商品も見ています