商品番号:1526020
(税込)
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【 仕入れ担当 中村より 】
お着物の原点である友禅ひとすじに、
いつの時代も皆さまに愛される、美の本流…
創業弘治元年(1555年)、
格式と伝統をもつ京友禅の老舗、【千總(ちそう)】より
滅多とご紹介の叶わない、逸品お振袖をご紹介致します。
今回は振り口付きのハイクラス品。
皇室の装いも手掛ける千總らしい、
絢爛豪華な晴れ着でございます。
逸品西陣帯などと合わせてこれ以上ない晴れ姿を演出できることでしょう。
一期一会の傑作品です。
どうぞお見逃しなく、代々受け継いでゆける本格古典の一枚を…
お手元にて存分にご堪能くださいませ。
【 色・柄 】
自然の絹布の優しさと力強ささえ感じる、厳選された紋意匠地。
染め付きの良いその上質な地は、描かれる古典柄が一層華やかに浮かぶ絹地。
地色は鮮やかなピンク色を基調として。
トロッとした肌触りで光沢感もあり、はんなりと鮮やかながらも
上品さを醸し出す、それだけで上質を感じる心躍る絹地です。
ここそこに広がる、悠久の古典文様…
意匠には吉祥の草花模様と共に
流水模様を描き出し、
上前には御所車模様を表現しております。
その一つ一つの彩りによって風格あふれる面持ちです。
地色の発色の素晴らしさはもとより、白く強い本糸目の輪郭線、
金彩加工の重さや刺繍の繊細さなど…
どれをとっても非のうちどころのない素晴らしい仕上りです。
【 千總(ちそう)について 】
1555年(弘治元年)創業
1937年(昭和12年)設立
時代で言えば室町の時代より、江戸、明治、
大正、昭和、平成、令和と連綿と友禅の技を
守り継承している京友禅の名門。
明治年間にはそれまで用いられていた友禅の下絵を、
十二代西村總左衛門が一新、岸竹堂を皮切りに、
今尾景年や幸野楳嶺など、近代京都画壇を
代表する画家たちにに依頼するなどして
友禅染の新時代を拓く。
技術開発にも積極的に取り組み、天鵞絨友禅、
写し友禅、刺繍の技術の粋を集めた大作を次々に発表、
国内外の博覧会で数々の賞を受賞。
美術染織品と呼ばれる分野のパイオニア。
戦時中は友禅染の技術保存のため研究所を設立、
戦後は伝統の技を活かし、着物に留まらない友禅の可能性を
現在に至るまで追求し続けている。
千總では養蚕から、製糸、生地の製織全て
日本国内で行っており、白生地の製織は作品の
魅力を最大限に引き出すため、丹後にある専属の
機屋でオリジナルのものを製織。
友禅の図案の製作を行う図案室があり、
専属の図案家が在籍、また歴史の中で
蓄積してきた約2万点にも及ぶ所蔵品がある。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100%
たち切り身丈182cm(背より身丈167cmまで) 内巾38cm(裄丈72cmまで)
◆最適な着用時期 10月~5月(袷の季節に)
◆店長おすすめ着用年齢 ~30代
◆着用シーン 初釜などのお茶席、成人式、卒業式、披露宴など。
◆あわせる帯 袋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
[ ふりくち有 ]
解手のし6,050円+※胴裏16,500円~+海外手縫い仕立て代39,600円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+38,500円(税込)
[ ふりくち無 ]
解手のし6,050円+※胴裏16,500円~+海外手縫い仕立て代39,600円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+35,200円(税込)
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