商品番号:1525664
(税込)
【仕入れ担当竹中より】
お慶びの席に…。
気品豊かな友禅特選黒留袖をご紹介いたします。
≪お仕立て上がり≫ですので、すぐにお袖を通していただけます。
落款がございますので作家物かと思われますが
詳細は不明です。
【商品の状態】
本品はリサイクル品として仕入れましたが
お手入れ済のようで
表裏とも目立つ汚れなどはなく
仕付けのついたままの美品でございます
【お色柄】
漆黒の地には裾元を華やかに彩る加賀調の
色彩が品格ある美しさを魅せる1枚。
流麗な構図にて描き上げられた
松枝や杉 そして菊や桔梗 楓などに囲まれた
山里の家屋敷の風景。。
ノスタルジックななかにエレガントな
気品が漂う1枚です
末永くお召しになるお品は、流行りすたりのない品格の柄行を選んでおきたいものです。
御値打ちのこの機会!ぜひご検討下さいませ。
【 喜多川平朗(重要無形文化財保持者)について 】
【 生年・認定年・享年 】
1898年(明治31年) 7月15日生
1956年(昭和31年)重要無形文化財「羅」の保持者に認定
1960年(昭和35年) 重要無形文化財「有職織物」の保持者に認定
1988年(平成20年) 11月28日没 享年90歳
京都西陣織の老舗俵屋の17代目。
古代絹織物「羅」の復元や宮中の儀式などに使う
有職織物の第一人者。
日本伝統工芸会会員でもあった。
俵屋は江戸末期には有職織物も手がけており、
父である喜多川平八も西陣の名匠。
初め画家を志望し、1921年京都市立絵画専門学校日本画科を卒業。
その後、父の元で修業を開始し、同時に染織史や
染織技術史の研究を志す。
昭和天皇即位大典儀式用の装飾、装束織物をはじめ
伊勢神宮式年遷宮の御神宝織物、新築された国会議事堂衆議院、
貴族院の玉座や装飾織物などを製織。
宮中や神宮、神社への調達用の織物も数多く手がけた。
【 経歴 】
1898年 京都西陣機屋俵屋16代目喜多川平八の長男として生まれる
1921年 京都市立絵画専門学校日本画科を卒業する。
1927年 宮中装束調進の高田義男の要請により有職織物製織業を始める
1928年 天皇ご即位大典儀式用装飾、装飾織物を謹製する
1929年 第五十八回伊勢神宮式遷宮の御神宝織物を製作する
1931年 貴・衆議員の新築用の玉座その他の装飾織物を製作する
1953年 第五十九回伊勢神宮式年遷宮の御神宝織物を製作する
1956年 重要無形文化財「羅」の技術保持者に認定される
1960年 重要無形文化財「有職織物」の技術保持者に認定される
1967年 西陣織物工業組合の西陣織500年記念式典に当たり
文化功労者賞受賞。紫綬褒章受章。
1968年 キワニス文化賞 受賞
1970年 京都市文化功労者として表彰される
1973年 第六十回 伊勢神宮式年遷宮の御神宝織物を製作する
勲四等旭日小綬章を受章する
1974年 文化庁製作の記録映画「有職織物」喜多川平朗の技の撮影完了
1988年 11月28日没。享年90歳
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
表・八掛:絹100%
胴裏・比翼:絹00%
五紋 蔦
身丈(背より) | 162.1cm (適応身長167.1cm~157.1cm) (4尺2寸8分) |
---|---|
裄丈 | 64cm(1尺6寸9分) |
袖巾 | 32.5cm(0尺8寸6分) |
袖丈 | 49cm(1尺2寸9分) |
前巾 | 23.5cm(6寸2分) |
後巾 | 30.7cm(8寸1分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈66.6cm(1尺7寸6分) 袖巾33.7cm(8寸9分) 袖丈51.1cm(1尺3寸5分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 袷の季節(10月~翌5月)
◆店長おすすめ着用年齢 40-
◆着用シーン 結婚式 披露宴
◆あわせる帯 袋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
お仕立て上がり黒留袖の紋入れ替えには、お見積りが必要となります。
・紋入れには4週間前後かかります。
・商品をお手元でご確認後、送料着払いにてご返送(紋入れご依頼)下さい。
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