商品番号:1525311
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【 仕入れ担当 中村より 】
「龍村」の響きに感じる…
帯の真髄、受け継がれてきた伝統だけがもつ風格。
ご存知【 龍村晋 】謹製の特選西陣織袋帯のご紹介でございます。
正倉院裂の復元をはじめ、
染織工芸に対する功績により美術院恩賜賞を受けた初代龍村平蔵。
龍村晋は、その巨匠の三男でございます(すでに故人でいらっしゃいます)。
父・平蔵の匠技と感性を伝匠した龍村晋は自らも古代の浪漫に魅せられて…
遠くシルクロ-ド果て、ペルシャからヨ-ロッパにまで題材を求め、
その文様を錦に表現して比類のない独自の「伝匠名錦」を生み出しました。
その帯の意匠は、500以上。
まさに、龍村織物のデザイナーというべき方かと思います。
ぜひごゆっくりとご覧くださいませ。
【 お色柄 】
銘 【 名物有栖川角継馬手錦 】
土色を基調とした帯地。
存在感あふれる有栖川模様が全通にて表されております。
金糸使いはなく、洒落味のある表情。
いついつまでも見飽きるということなく新鮮。
訪問着、付け下げ、色無地などに幅広くご使用ください。
その織りくち、表情を堪能くださいませ。
【 龍村晋について 】
龍村織物主宰
正倉院の古代錦を始め名物裂の復元と
多くの美術織物を創作した龍村平蔵の三男。
平蔵の著作権を受け継ぎその研究と復元制作を継承。
古代のロマンに魅せられ、日本はもとよりシルクロード、
西欧と広く題材を求めてその文様を錦に表現し、
比類ない「伝匠名錦」を保倉一郎と協力して
31年間に310柄の紋図デザインを完成した。
【 経歴 】
1908年 龍村平蔵の三男として大阪に生まれる
1933年 東京帝国大学経済学部卒用
日清紡入社
1940年 次兄の入隊に伴い、日清紡退社
龍村織物美術研究所に次長として入社
1941年 前年に施行された七・七禁令を受け、平蔵の命のもと
「織物維持保存」をまとめる
1950年 独立
1981年 傳匠名錦帯百柄達成を記念して「第一回傳匠名錦展」を
港区縞のクレセントハウスに於いて開催
1989年 NHK教育テレビ『古代ロマンに魅せられて』に出演
1995年 日本橋プラザに於いて米寿記念展開催
1997年 傳匠名錦帯三百柄達成
同年12月 永眠(三百十柄目を作成中)・享年89歳
絹100%(金属糸繊維除く)
長さ約4.4m
全通柄
耳の縫製:袋縫い
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、音楽鑑賞、観劇など
◆合わせるお着物 訪問着、付下げ、色無地、御召
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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