商品番号:1522989
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【 仕入れ担当 更屋より 】
18世紀の京都で活躍した「奇想の画家」の作品の一つを
彷彿とさせる芸術的意匠…
博多織の名門処の中でも、
こつこつと真の良き洒落帯をつくられております、
『大倉織物』誠之輔ブランド。
その極められた織り。
絹の心地感じさせる、しなやかな織りくち…
紹巴織による細密な意匠美をどうぞご堪能下さいませ。
【 お色柄 】
絹の心地感じさせる、しなやかな織りくち…
紹巴織の技法を用いて織り上げられております。
シックな墨黒色の帯地には、芸術的感性を感じる
瓢箪の意匠があらわされました。
金箔糸は豊かに、控えめな品格が博多帯の風合いに
確かな良き帯姿を感じさせてくれる一条。
博多織には「裏地屋さん」がございませんので
もちろんこちらのお品も裏地がきちんと紹巴織でございます。
キュッキュッと響く博多帯独特の絹なりの音と締め心地の良さ。
シンプルなようですが、その織りの確かさは見ていて飽きることがありません。
伝統の織り技に、現代的な感覚を取り入れたおすすめのひと品です。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 紹巴織について 】
利休の弟子でもあり、茶人のほかに歌人でもある里村紹巴。
氏が好んだ仕覆やふくさの裂の多くは、
地組織の縦糸とは別に柄をあらわす縦糸が織り込まれた二重縦組織の織物が使われている。
柄行が絵のように緻密にあらわされたその織物のことを「紹巴織(しょうはおり)」と呼びます。
【 博多織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品(1976年6月14日指定)
鎌倉時代、中国(南宋)へ渡った商人の
満田弥三右衛門が考案し、その子孫が改良工夫して
博多に広めたとされる。
博多織による帯を筑前黒田藩の初代藩主・黒田長政が
江戸時代に幕府に献上したことで広く認知された。
これによりその図柄には献上柄と名がついた。
現在の博多織の献上柄には厄除け、子孫繁栄、
家内安全の願いが込められている。
1本の帯を作るのに7000~15000本もの経糸を使うため
柔らかくてコシのある地風である。
糸の密度が高いので締める時にキュッキュッという
「絹鳴り」と呼ばれる独特の音色がする。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.3m
耳の縫製:かがり縫い
六通柄
※ガード加工済み
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、芸術鑑賞、観劇、お食事会など
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地、格の高い小紋など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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