商品番号:1522695
(税込)
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【仕入れ担当 吉岡より】
知る人ぞ知る、米沢最古参の老舗【白根澤】による
優しい彩りの米沢紬に、
同じく米沢の織元【佐志め(さしめ)織物】によって
いおはた(五百機)織を用いて織りだされた味わい深い袋帯を合わせて。
同じ米沢の織元同士の着物と帯を合わせた
カジュアルコーディネートのご提案です!
セットならではのお値打ち価格でお届け致しますので、
どうぞお見逃し無く!
【色・柄】
(着物)
絹地には淡い桜色をベースに
淡い白藤色や白緑色などの糸を
細やかにタテ・ヨコともに織り混ぜて
全体に優しい印象のお色目に。
そこへ独自の浮き織によって、「浮花短冊」を浮かべ、
全体に飛び柄感覚のデザインが浮かぶように仕上げました。
そっと節糸の風合いが浮かぶ箇所もあり、
立体感の豊かな表情の上質紬でございます。
織物の一大産地、米沢からのこだわりお洒落紬…
どうぞ、お見逃し無く!
(帯)
ざっくりとした織り味に、ふうわりと軽くしなやかな風合い。
淡く穏やかな蒸栗色の帯地には
名物裂の一種でもある「苺錦」模様が織りだされました。
統一感ある彩りが絶妙に溶け合ったセンスのひと品。
ざっくりとした素材感がおもしろく、
シンプルなおきものにあわせられても存在感が高まりますし、
帯で遊ぶ現代のおきものファンの方にも自信をもっておすすめいたします。
【商品の状態】
(着物・帯ともに)
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
【白根澤について】
15代伊達晴宗が米沢城を築き、その城で伊達政宗が生まれたという歴史のある米沢。
山形の山奥にある米沢は、江戸時代から続く産業として繊維産業が盛んで、
その織物は米沢織(米織)とよばれております。
その中でも老舗機屋として問屋間でも一目おかれている【白根澤】。
白根澤家はその昔、江戸時代中期の大名、上杉鷹山の家臣でした。
しかし当時、米沢藩は財政逼迫の危機に陥っており、
上杉家を何とかしようと立ち上がった上杉鷹山公が織物の産地にしようと考えました。
白根澤家は直々に鷹山公より織物商になることを指示され、以来十一代およそ240年余り、
その伝統織物を守り続けている機屋さんでございます。
【五百織(いおはた)について】
五百機とは、たくさんの織という意味で、
古くは万葉集にも織姫の織物として詠われております。
その名に恥じない、打ち込みの巧みさが、
本当にしなやかな地風を生み出した逸品です。
織女の 五百機立てて織る布の
秋さり衣 誰れか取り見む
織女がありとあらゆる全ての機をたてて織った布でできた秋の衣は、
いったいだれが見るのであろう…。と彦星を思う秋の歌がございます。
そんな天上の美しい衣を丁寧に織り上げるという祈りに想いを重ね、
コツコツ通りあげられた繊細な表情。
手間暇を惜しまず…。
丈夫に、しなやかな絹布で織り上げられた精緻な文様を込めております。
【着物】
表裏:絹100% 縫製:手縫い
八掛の色:丁子茶色(無地)
ガード加工済
【帯】
絹100%
長さ約4.45m
耳の縫製:かがり縫い
全通柄
身丈(背より) | 159cm (適応身長164cm~154cm) (4尺2寸0分) |
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裄丈 | 67cm(1尺7寸7分) |
袖巾 | 34.5cm(0尺9寸1分) |
袖丈 | 49cm(1尺2寸9分) |
前巾 | 24cm(6寸3分) |
後巾 | 30cm(7寸9分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈69cm(1尺8寸2分) 袖巾34.5cm(9寸1分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~5月(袷の季節に) 単衣でのお誂えもオススメです。
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 街着、お食事、ショッピング、行楽などのカジュアルシーンに。
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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