【仕入担当 竹中より】
西陣産地問屋さんから仕入れてまいりました、
ヴィンテージものの袋帯をご紹介いたします!
今織るとなれば非常に高価になってしまう帯を
大変お値打ちにてご提供させていただきます。
目立つような難のない商品ではございますが、
上記の点ご了承の上、ご覧くださいませ。
【商品の状態】
地のお色は、箔糸の輝き美しいあざやかな紺色。
お柄には金彩にて青海波があしらわれ、
色とりどりの花と蝶の舞姿が織り描かれています。
菊に桔梗、そして萩や松、笹の葉…
美しい蝶と秋の草花に彩られ、
上品なあでやかさを醸し出しているひと品です。
フォーマルシーンを飾る帯として…
心惹かれるおひとつを、ぜひお選びくださいませ!
お手元でご愛用いただけましたら幸いでございます。
【 じゅらくについて 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.329
※(現・川島織物セルコン 身装・美術工芸営業本部
じゅらく営業部)
豊臣秀吉ゆかりの聚楽第にちなんだ
五三の桐をモチーフに繭玉に見立てたロゴを使用。
じゅらくは帝王紫や黄金繭など素材や染料を開発し、
着物の概念を破る斬新な帯を作り続けてきた
西陣のトップメーカー。
御所人形(別名:伊豆蔵人形)を商いとしていた
伊豆蔵屋を祖とした伊豆蔵福治郎が、1930年(昭和5)に
はじめた織物業『伊豆蔵福機業店』に端を発する。
1964年に「じゅらく」に名を改めた。
現在、川島織物セルコンの子会社として運営しており、
完全受注正産制を取っている。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の
登録商標である。
絹:100%(金属糸風繊維のぞく)
長さ:4.4m (お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No329 じゅらく謹製
◇六通柄
◆最適な着用時期 袷(あわせ)の季節〈10月-翌年5月〉
◆店長おすすめ着用年齢 お好みが合えばおいくつでも
◆着用シーン パーティー、観劇、音楽鑑賞、お食事会、結婚式、付き添いなど
◆あわせる着物 訪問着、色無地、小紋、付下げなど
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