【6周年感謝の6万円均一】【おび弘】 特選西陣唐織袋帯 ～唐襲（からかさね）～ 「有職松皮丸文」 軽やかでシックな名門ハイクラス帯！ 一点限りの掘り出し品！

【　仕入れ担当　中村より　】
その織りくち。意匠構成…
変わることなき古典不変の意匠美を…
名門・おび弘（旧池口商事）謹製の逸品袋帯をご紹介いたします。

その糸使いからしてもう、
ただならぬ品格と格調と漂わせるおひとつ。
訪問着や付下げ、紋付色無地に格高い織のお着物などと合わせて、
フォーマルから洒落感のあるセミフォーマル装いまで、
美しい帯姿を約束してくれる一品でございます。
富貴な唐織の世界を、どうぞご堪能くださいませ。


【　お色柄　】
その地に、ランク上の唐織で前帯の柄とお太鼓の柄を別で織り上げた逸品袋帯。
数段上の手間暇がかかっております。
深みのある小豆色と灰色を基調とした、軽やかな帯地。
その地に、ふっくらと「有職松皮丸文」と銘打たれた古典意匠を織り成しました。
金糸の濃淡と穏やかな色糸で表現した奥行きのある表情に仕上げた一条です。

箔糸が全体にキラリと輝き･･･女性らしい気品漂う佇まいを演出いたします。
帯地自身の気品もさることながら、重厚な唐織と繊細な箔糸の共演によって、
より一層の映えを感じさせるひと品でございます。
織りの贅沢を、十二分にご堪能いただける逸品と思います。

訪問着、付下げ、色無地、格の高い小紋などに合わせて、
大人の上品で透明感に満ちたコーディネートをお楽しみくださいませ。
その昔、あのダイアナ妃来日の折、帯を献上されたこともある名門の織屋があやなす、美の結晶をご紹介いたします。

終生お手元でご愛用頂ける良いお品を。
本物をお探しの方に責任と自信をもってお届けいたします。


【唐襲について】
唐襲（からかさね）。
その名のとおり、唐絹に唐織をほどこす、
本当に軽くてしなやかな仕上がりの逸品シリーズでございます。
お手にとっていただけましたら、きっと驚かれることでしょう。

まず特筆すべきはその軽やかさ。
その地風は、まるで夏物のような繊細さ。
薄く緻密に、とびきりのシャリ感でもって織り上げられた帯地は、見るものを納得させる重厚感と風格はそのままに…
あくまでもお締めになられる方の負担にならない織り上がりでプロの目をもうならせるもの。
おび弘さんのこのシリーズの軽いお柄のものよりもさらにハイグレードな逸品中の逸品です。

【　西陣織について　】
経済産業大臣指定伝統的工芸品（1976年2月26日指定）

多品種少量生産が特徴の京都（西陣）で
生産される先染の紋織物の総称。

起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。

18世紀初頭の元禄～享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年（1730年）の
大火により職人が離散し大きく衰退。

明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
（高機）では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。

織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。

西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦（たてにしき）」、
「緯錦（ぬきにしき）」、「緞子（どんす）」、
「朱珍（しゅちん）」、「紹巴（しょうは）」
「風通（ふうつう）」、「綟り織（もじりおり）」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。

「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の
登録商標である。