商品番号:1493263
(税込)
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
夏こそ、良きものをお一つ…
そうお考えの方に、大切にお届けしたい希少品を仕入れて参りました。
皇室献上作家 藤井寛の最高級夏絽訪問着のご紹介でございます。
藤井寛ブランドの夏訪問着は製作数も大変少なく、
室町の問屋さん間でもほとんど取り扱いが無く希少。
一目でわかる藤井寛氏の代表的な柄行。
そのやわらかな彩り、しっとりとした絽目の涼やかな気品、
古典を知り尽くした匠の結晶のような作品をどうぞお手元にてお役立て頂ければ幸いです。
まずはどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
透け感の美しい絽目。
品格香りたつような淡いクリーム色に染め上げ、
女性らしいやわらかみある表情を演出致します。
そちらに、優しく雅やかな彩りでそっと重なり合う瑞雲と
さりげなく豪華さを醸しだす御所解文様。
周囲にはたっぷりと華やぎを伝える四季折々の花々が咲き誇ります。
極々繊細に縁取られた金彩に駒刺繡が施されて。
言葉では言い表せない程の贅を尽くした最高の気品が澄み渡るようなこの上ない美しさは、
どなたが見られてもきっとお喜びいただけることでございましょう。
まさに正統派のしとやかな友禅美がしっかりと感じられるおきものです。
時代を超えて支持される最高の意匠美。
その格調高い艶やかさは、装う者に華やぎをまとう大人の女性としての自信をしっかりと身につけさせてくれることでしょう。
最高の意匠センス、職人さんの芸術的染上げ、極上生地、すべてにおいて、
どのような場所に出ていただいても見劣りしない素晴らしい風格を演出いたします。
極みのような卓越された美の結晶を…
是非この機会にお手元にてご堪能いただければ幸いです。
【 藤井寛について 】
数々の皇室献上実績のある、京友禅作家さんで、
その柔らかな色彩と、代名詞とも言える雲取の構図が非常に有名です。
氏が設立した富宏染工では、京友禅で染めた生地を用いて
小物やバッグなども制作されており、着物制作以外の仕事を通じて
京友禅職人の育成にも尽力されています。
■プロフィール
昭和10年 下絵師 藤井桃陰の長男として生まれる。
昭和34年 同志社大学経済学部卒業。後、父桃陰に師事する。
[主たる作品]
・皇后陛下 御訪問着(瑞雲重ね)制作に従事
・皇太子妃殿下 御振袖(王朝典雅扇)の制作に従事
・秋篠宮妃殿下 御訪問着(山取松藤慶長模様)制作に従事
・紀宮様 御振袖(雲取典麗彩重ね)の制作に従事
【 藤井寛について 】
皇室献上友禅作家
【 所属 】
京友禅協同組合連合会
京都工芸染匠協同組合
京都手描き友禅協同組合
京都伝統の技と心を受け継ぎ、さらには
皇室へ度重なる献上の栄誉を授かる京都の匠。
熟練の技を必要とする挿し友禅を極め、
独自の創作世界を築く。
中学卒業から家業を手伝い、大学卒業後は
下絵師であった父に師事。
中小企業の経営学や油絵を学んでおり
家業とは別の道も考えていたが、着物職人の
地位向上を図りたいという想いで家業を承継。
「雲取り」や「山取り」が代表的なお柄。
【 経歴 】
1935年 下絵師・藤井桃陰の長男として生まれる
1956年 藤井画房設当初はお誂えの受注制作
1959年 同志社大学経済学部卒業
後、父桃陰に師事する
1960年 「藤井画房」を「富宏染工」に改名
1972年 富宏染工株式会社設立 同時に工房を設立
2020年 藤井友子が代表取締役に就任
藤井寛は会長へ
■代表作
皇后陛下 御訪問着(瑞雲重ね)制作従事
紀宮様 御振袖(雲取典麗彩重ね)制作従事
秋篠宮妃殿下 振袖(山取松藤慶長文様)制作従事
皇太子妃殿下 御振袖(王朝典雅扇)制作従事
高円宮承子様 御振袖(松皮取慶長宝尽)
高円宮絢子様 御振袖(琳派流水取四季草花)
眞子内親王 御振袖(慶祥雲重)
伝統的工芸品産業功労者褒賞
経済産業省製造産業局長賞
日蓮宗法音寺京都別院・法輪時本堂の格天井の制作に従事
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100%
たちきり身丈約180cm 内巾37cm (最長裄丈約70cmまで 最長袖巾肩巾35cmまで)
白生地には新潟県五泉の特選絽地を使用しております。
◆最適な着用時期 盛夏(6月末~9月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、式典、パーティー、芸術鑑賞、観劇、お食事会など
◆あわせる帯 袋帯、綴れ名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
解き手のし6,050円+絽衿裏2,200円+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
この商品を見た人はこんな商品も見ています