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オープン直後の話題のホテルへ【ブルガリホテル東京】「きものでスイート」vol.4

オープン直後の話題のホテルへ【ブルガリホテル東京】「きものでスイート」vol.4

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2023年4月4日、東京ミッドタウン八重洲内に『ブルガリホテル東京』が誕生!オープン直後、同ホテルのスイートルームに着物愛好家のみなさまをお招きしてささやかな宴を開催しました。個性あふれる華やかな会となった当日の模様をレポートします。

よみもの

「きものでスイート」”きものと”お金の座談会@リッツカールトン東京

オープンから1週間後のブルガリホテル東京へ

45階に位置するブルガリバーからの景色

45階に位置するブルガリバーからの景色

イタリアを代表する宝飾品ブランド、BVLGARI(ブルガリ)が展開する〈ブルガリ ホテルズ&リゾーツ〉が日本初上陸。ミラノ・バリ・ロンドン・北京・ドバイ・上海・パリに続き、東京に8軒目となるラグジュアリーホテルがオープンしました。

その名も、『ブルガリホテル東京』。

同ホテルは今年3月に開業した大型複合施設「東京ミッドタウン八重洲」の40階から45階まで、最上階6フロアに位置しており、98室ある客室からは東京の町並みを堪能することができます。

ウェルカムドリンクのシャンパン

東京駅からは直結と都会のど真ん中にありながら、喧騒や時間と自分を切り離してゆったり寛ぐことができる。

そんな『ブルガリホテル東京』のオープンからわずか1週間後。

同ホテルのスイートルームに、Instagramアカウントを通じてご応募いただきました着物愛好家のみなさまを招待して、ささやかなパーティを開催いたしました!

“かくかくしかじか”なパーティのホスト役をご紹介

スイートルームのリビング)スイートルームのリビング

スイートルームのリビング

こちらが、『ブルガリホテル東京』98室のうちわずか数部屋しかないスイートルーム。

扉を開けると、まずは広々としたリビングルームがお出迎え。大きな窓からはたっぷりと日が差し込み、オレンジを基調とした温かみのある空間を包み込みます。

この日は黄砂の影響で景色が少し霞んでいましたが、眼前に東京スカイツリーを観ることができました!

スイートルームの寝室

スイートルームの寝室

そして、奥に進むと見えてくるのが、リビングと同様に暖色でまとめられた寝室。清潔感あふれるベッドは思わずダイブしたくなるような大きさ!大人3人が寝ても余裕があるほどの幅で疲れを癒してくれます。

電気を消して、夜景の光だけで眠りにつくのも素敵ですね。

ちなみにベッドやソファー、テーブルなどの家具はすべて、Maxalto(マクサルト)、Flexform(フレックスフォルム)、B&B Italia(ビー・アンド・ビー イタリア)など、イタリア高級家具ブランドのもの。

贅を尽くした非日常感を愉しめる一方で、ホッとできるひと時がそこにはありました。

そんなスイートルームにゲストをお迎えするにあたり、ホスト役を引き受けてくださったのが藤田陽子さん。

今夜のホスト役、藤田陽子さん

今夜のホスト役、藤田陽子さん

書家の前田鎌利さんが主催する『継未-TUGUMI-』にてきもの塾の講師として活動されている藤田さんは、柄on柄でもtoo muchにならない、むしろそれぞれのアイテムが輝きを増す独自のスタイリングが大のお得意。その着姿で常に周りをハッとさせてくれます。

『きものと』でも、コーディネートやボディメイクの連載、インタビュー記事などを数多く公開していらっしゃいます。

まなぶ

「光をはらむ、季節の着物コーディネート」

まなぶ

「自分らしさを解き放つ、シーン別着物コーディネート」

まなぶ

「美しい着姿はボディメイクから」

インタビュー

「彼らが”和”を想う理由」

とっても朗らかでチャーミングな藤田さん。実は、小糸染芸の公式ブランドアンバサダーも務めていらっしゃいます。

ブルガリバーは夕方5時から一般客も入れる

ブルガリバーは夕方5時から一般客も入ることができる。ブルガリホテル東京の雰囲気を味わいに来てみては

この日も小糸染芸の5代目当主・小糸太郎さんが手がける、白地にゴールドで亀甲に四季花の丸模様を込めたドレス感覚の小紋を素敵に着こなしていらっしゃいました。

2020.09.29

インタビュー

小糸染芸 5代目当主・小糸太郎さん

そしてこのスペシャルな一枚に合わせたのは、織り疋田にて変わり市松の模様があらわされた袋帯。帯留めには、ゴールドのスタッズが輝いています。

かくかくしかじかコーデ

四角形に六角形で、なんとテーマは「かくかくしかじか」だそう!

早速、思い思いのお洒落な和姿で駆けつけてくださった10名のゲストをお迎えします。

“きものでスイート”という新たな愉しみ方

少しずつ窓の外が暗くなってきた頃、お客様がスイートの客室に到着。

わ〜!という歓声を挙げ、まずは特別な室内と眼下に広がる景色を堪能されました。

藤田さんがシャンパンでお客様をお出迎え

この日のために準備してくださったみなさんの素敵な着物姿が、部屋の中をより一層ラグジュアリーなものに変えて。

さて……こちらが今回ご参加くださったみなさんです!

インスタグラムの募集からご参加くださった皆さん

まさに「かくかくしかじか」で、職業・年齢・性格もバラバラ。

着こなしにもこれだけ個性が出ているにもかかわらず、揃うと華やかにまとまるのです。

写真を撮影する手は止まりませんが……ひとまずシャンパンで乾杯!

ルームサービスのお食事

乾杯の後はいよいよ、パーティーがスタート。ルームサービスのおつまみを片手に着物トークに花を咲かせます。

ご姉妹やご友人同士で……という方ももちろんいらっしゃいましたが、お一人でご参加くださった方も多数。なかには、こういうイベントには初めて参加したという方も!

しかし、みなさん着物好きという共通点があり、またホスト役の藤田さんが持ち前のトーク力でその場を盛り上げてくださったこともあって、開始からわずかで打ち解けることができました。

きものでスイートを楽しむ皆さん

ホテルの客室に着物で集まり、ささやかな宴に興じる。そのいいところは、あまり格式ばらなくてもいいところ。

普段はなかなか着る機会がない訪問着でちょっとかしこまってもよし、お気に入りの小紋や紬でカジュアルに決めてもよし。誰に押し付けられるでもなく、自分らしさをのびのびと表現することができます。

きものでスイートを楽しむ皆さん

その結果、こうしてみなさまの個性が溢れ、見て楽しく、聞いて楽しく、語って楽しい会となりました。

お互いの着姿を撮影したり、着物について情報を交換したりしているうちに2時間あまりが過ぎ、あっという間にお開きの時間。短時間ですっかり仲良くなったみなさんはインスタグラムをフォローし合うなど、新たな繋がりが生まれたようです。その光景を通して、未知数だった“きものでスイート”の魅力に気づくことができました。

なお『きものと』では、パーティの最中に、お一人おひとりの素敵な着姿を撮影しながらスタイリングのポイントを伺いました!

それらは続編にてご紹介いたします。

みなさまのこだわりの和姿、そしてこだわりポイントなどなど……どうぞお楽しみに!

撮影/TADEAI 久野藍

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