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銀閣寺の見どころ・魅力とは?絶対におさえておきたいポイントをご紹介

銀閣寺の見どころ・魅力とは?絶対におさえておきたいポイントをご紹介

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落ち着いた佇まいで奥の深い美意識が感じられる観光スポット、銀閣寺。趣深い銀閣寺を着物で満喫したいと思われている方も多いのではないでしょうか。今回は、わび・さび文化の象徴ともいえる銀閣寺の見どころや銀閣寺観光にぴったりな着物をご紹介します。

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金閣寺と並んで人気の銀閣寺

金閣寺と並んで人気のある観光スポット、銀閣寺。

銀閣寺は落ち着いた佇まいで奥の深い美意識が感じられる寺院で、見どころが多くあります。そんな趣深い銀閣寺を最大限満喫したい!と思われている方は少なくないはず。

今回はわび・さび文化の象徴ともいえる銀閣寺の見どころや、銀閣寺へ訪れる際におすすめの着物もご紹介します。

銀閣寺とは

銀閣寺は、京都市左京区にある臨済宗相国寺派の寺院で、室町幕府8代将軍、足利義政によって建てられました。正式名称は『東山慈照寺」』で、足利義政の法号が由来となっています。

銀閣寺は、金閣寺に代表される華やかな北山文化とは対照的に、質素で剛健な東山文化を象徴する寺院です。

銀閣寺基本情報

銀閣寺基本情報
アクセス 【バス】
「銀閣寺前」バス停から徒歩約5分
「銀閣寺道」バス停から徒歩約10分
住所 京都市左京区銀閣寺町2
費用 【拝観料】
大人:500円
小・中学生:300円
参拝時間 3月1日~11月30日:8時30分~17時
12月1日~2月末日:9時~16時30分
ホームページ https://www.shokoku-ji.jp/ginkakuji/

銀閣寺の歴史

銀閣寺の歴史

銀閣寺は、1482年に足利義政が東山山荘を造営したのがそのはじまりとなります。足利義政が引退後の隠遁生活を送るために、祖父である足利義満が建てた金閣寺をモデルとして銀閣寺を建てたといわれています。

しかし足利義政は銀閣(観音殿)の完成を見ることなくこの世を去り、1490年に足利義政のことを弔うため、銀閣寺は山荘から相国寺の末寺に改められ、慈照寺として創設されました。

足利義政の死後、銀閣寺は室町幕府の衰えと共に衰退。戦乱に巻き込まれ、境内の多くの建物が焼失しました。

そして時は流れ江戸時代、銀閣寺は江戸幕府からの援助を受けてその建物が修復され、現在の姿となります。1994年には「古都京都の文化財」としてユネスコの世界遺産に登録されました。

銀閣寺について | 銀閣寺 | 臨済宗相国寺派 (shokoku-ji.jp)

観音殿

観音殿は銀閣寺を代表する建築で、国宝に指定されています。

観音殿は二層構造になっており、下層の「心空殿」は書院造の住居、上層の「潮音閣」は観音菩薩を安置する仏堂となっています。上層、下層構造は金閣を模していますが、金閣は昭和時代に一度焼失していることから、銀閣が唯一現存する室町時代の楼閣建築です。

観音殿の外壁は黒漆を塗られるに留まっており、当時の室町幕府の財政を考えても銀箔を貼る予定があったかどうかは定かではありません。また、江戸時代に金閣と対比するため銀閣と呼ばれるようになったという逸話も存在します。

東求堂

東求堂は、観音殿とともに東山殿造営当初から残る遺構です。

東求堂は持仏堂で、足利義政が持つ仏様を安置しています。内部には4部屋あり、足利義政の生活の場でもありました。4つの部屋のうち同仁斎とよばれる四畳半の部屋は、現代の茶室の原型となっています。

方丈

銀閣寺の本堂にあたる方丈は江戸時代中期の建造物です。

方丈の中には本尊である釈迦牟尼仏が安置されています。また、京都市指定文化財に指定されている与謝蕪村と池大雅が描いた襖絵が所蔵されており、見るものを圧巻します。

基本的に内部は非公開ですが、春と秋には特別公開が行われるので、その時期に訪れるのもおすすめです。

庭園

銀閣寺の庭園は綿鏡池を中心とした池泉回遊式庭園で、1952年に特別史跡・特別名勝に指定されました。

方丈の前に広がる「銀沙灘」は、白砂を段形に盛り上げた波紋のようなデザインが見どころです。銀沙灘には月光を反射させて、銀閣寺を明るく照らす役目があるといわれています。

また銀沙灘の横に並ぶ巨大な盛砂は「向月台」です。向月台は、東山にのぼる月を山の上に座って眺めるために作られたといわれています。独創的で他に例のない庭園は、銀閣寺の大きな見どころです。

展望所

銀閣寺を奥に進み、階段を上ると高台に展望所があります。展望所からは銀閣寺の建物や庭園、そして京都市街が一望できます。

季節によって豊かに表情を変える銀閣寺を展望所から眺めてみてはいかがでしょうか。

お茶の井

展望所へ上がる道の途中にお茶の井があります。

お茶の井とは、文化人であった足利義政がお茶を入れるのに使った湧き水の出る井戸のことです。良質の湧き水は今も湧き出ており、現代のお茶会にも使われています。

銀閣寺に行くなら、シックな色合いの着物がおすすめ

無地紬着物|京都きもの市場

無地紬着物|京都きもの市場

銀閣寺へ行くのなら、着物を着ながらその溢れる風情を感じたいところ。日本ならではのわび・さび文化の象徴といえる銀閣寺にはシックな色合いの着物が似合います。

例えばグレイッシュなブルーの着物には、落ち着いた雰囲気を演出でき、顔映りも良いというメリットがあります。帯は銀閣寺を照らす月をイメージしたシルバー系に。帯締めは同系色でまとめるのも良いですが、はっきりとした色でアクセントをつけると雰囲気も変わりまた一興です。

クラシックな趣を大切にしつつも現代の感覚で着物を選び、美を追求した文化人、足利義政に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

銀閣寺を着物で訪れよう

今回は、銀閣寺の見どころと魅力をご紹介しました。

落ち着いた雰囲気が魅力の銀閣寺、そしてその周辺の観光地を着物で巡ることで、これまでと違った思い出になることでしょう。

着物をお探しの方は、ぜひ銀閣寺に思いを馳せつつ、当日のコーディネートをご満喫ください。

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