京都で人気の観光スポット、嵐山。

嵐山では、古都の風情を感じられる街並みを散策するとともに、話題の絶品スイーツを探したり、トロッコ列車に乗って紅葉狩りなどもできます。着物で行けば、写真を撮る楽しみがさらに増しますね。

今回は、嵐山近辺で楽しむことができるスイーツを中心に、嵐山での贅沢な過ごし方をご紹介します。ぜひ最後までご覧ください！

嵐山は、渡月橋や竹林の小径、天龍寺など、見どころ満載の京都の人気スポットです。

そして嵐山といえば……絶品スイーツもお見逃しないよう。気軽に食べ歩きを楽しんだり、インスタ映えするものを探したり。四季折々の美しい景色を見せてくれる嵐山を歩きながら、スイーツのお店を巡るのはいかがでしょうか？

『寺子屋本舗』では、SNSで話題のかわいいおだんごが購入できます。その名も『華美だんご』。期間限定のものもあるので、毎回楽しみですね。

テイクアウトして、近くの保津川で記念撮影するのもおすすめです。

嵐山の自然豊かで日本らしい風景は、心を穏やかにしてくれるもの。ここからは、嵐山を訪れたらぜひ立ち寄って欲しい観光スポットをご紹介します。

渡月橋、竹林の小径、天龍寺はそれぞれ歩いて回ることができる位置にありますので、着物での散策にもピッタリです。

渡月橋は、嵯峨野と嵐山を隔てて流れる桂川に架かる橋。平安時代に、亀山上皇が、橋の上空を移動していく月を眺めて、「くまなき月の渡るに似る」と感想を述べたことから渡月橋と名付けられました。

渡月橋は嵐山の自然美に溶け込むように設計されていて、嵐山のシンボル的存在です。

竹林の小径は、渡月橋の北側に広がる約400mの遊歩道。小径の両脇には数万本の竹が空にむかってまっすぐと伸び、圧巻の美しさを楽しめます。

耳をすまして、風になびく葉音や竹同士が触れ合う音など、自然の音にやすらぎを感じてみてください。

天龍寺は、京都の禅寺を代表する格式高い寺院で、世界遺産にも登録されています。

特に有名なのは、訪法堂の天井に描かれた巨大な雲龍図。この龍は360度どの角度から見ても睨まれているように見えることから、「八方睨みの龍」と呼ばれています。

また、日本最初の史跡・特別名勝に指定された「曹源池庭園」は初代住職・夢窓疎石国師が作庭したもので、約700年前の面影をとどめています。

曹源池庭園では、水鏡に映る嵐山の景色が見られるなど、絵画のような美しさが魅力です。

嵐山に行くなら、着物を着て思いっきり写真撮影を楽しみましょう。京福電鉄・嵐山駅にはインスタ映えするフォトスポット「キモノ・フォレスト」があります。

「キモノ・フォレスト」と呼ばれるこのスポットでは、京友禅の生地で装飾された、600本ものポールが、色鮮やかに出迎えてくれます。お気に入りの着物で、優美な京友禅とのコラボレーション・フォトを撮影してみてはいかがでしょうか。

渡月橋や竹林の小径で、絵葉書のような写真を撮るのも素敵です。嵐山の雄大な自然を背景に、着物の後ろ姿などを写真に納めるのも風情がありますね。着物で人力車に乗るのもおすすめです。人力車は着物が似合うだけでなく、車夫さんがとっておきのフォトスポットを教えてくれることも魅力のひとつ。

テイクアウトした嵐山のスイーツを写真に納めるときも、着物姿の一部を入れると、より映える写真が撮れます。

着物を着ることで、嵐山での一日をより特別なものへと進化させてみましょう。

嵐山の紅葉は、11月下旬から12月上旬ごろに見頃を迎えます。

赤や黄色に染まった嵐山を背にした渡月橋の眺めは、一番の見どころ。また、嵐山ではトロッコ列車に乗って、車窓から紅葉を観賞するのもおすすめです。

トロッコ列車は、トロッコ嵯峨駅からトロッコ亀岡駅まで片道7.3kmの道のりを約25分で走り、保津峡の紅葉を満喫できます。沿線には約1,000本のカエデ、ヤマモミジが生息。紅葉の下をくぐり抜けるように走ります。

ビュースポット近くでは速度を落として走行してくれるという、観光列車ならではのうれしいサービスも。さらに、夕刻には沿線がライトアップされ、幻想的な世界が広がります。「光の幻想列車」に乗って神秘的な紅葉を楽しむのもいいですね。

今回は、嵐山の見どころと絶品スイーツをご紹介しました。紅葉の時期に嵐山周辺を着物で巡ることで、きっと特別な思い出になることでしょう。
気軽に装える小紋や紬着物、綿着物を中心に、みなさま思い思いの着物姿にて嵐山観光をお楽しみください！