着物・和・京都に関する情報ならきものと

祇園周辺の定番観光地3選!着物を着て巡りたいおすすめスポット!

祇園周辺の定番観光地3選!着物を着て巡りたいおすすめスポット!

記事を共有する

京都には、昔ながらの日本を感じさせる観光スポットが数多くあります。なかでも、京都を代表する観光エリアと言えば、祇園。古き良き街並みが今なお残る祇園周辺は、京都へ行くなら欠かせない観光名所です。情緒あふれる京都・祇園エリアを、ぜひ着物姿でお楽しみください。

着物の似合う風情ある観光地~祇園~

京都を代表する観光エリアのひとつである「祇園」。

歴史を感じさせる古き良き街並みが今なお残る祇園周辺は、京都に来たら一度は訪れたい場所。神社仏閣などの観光名所に加えて、路地裏の散策などでも祇園の魅力を大いに味わうことができます。

着物を着て祇園を散策し、特別な思い出を作ってみませんか。

祇園初心者におすすめの観光スポット

まずは、祇園エリアのおすすめ観光スポットをご紹介します。

神社やお寺、お花見や紅葉狩りなど、四季折々の風情を楽しむのはいかがでしょうか。

八坂神社

八坂神社

八坂神社は平安京遷都以前より鎮座する古社で「祇園さん」と呼ばれ親しまれており、素戔嗚尊(すさのをのみこと)をはじめとする神様を祀っています。

また、八坂神社は疫病除け・無病息災・厄除けなどのご利益で有名。八坂神社では本殿のほか、境内、境外の29棟の建造物が重要文化財に指定されるなど、歴史的価値が高い場所とされています。

なかでも1591年に建立され、国の重要文化財に認定されている「美御前社(うつくしごぜんしゃ)」は非常に有名。この美御前社は、祭神が容姿端麗であったとの言い伝えから美容の神として信仰されています。

また、美御前社の社前に湧き出るご神水「美容水」を肌に数滴つけると身も心も綺麗になるといううれしい言い伝えも。美容の神としての信仰が厚く、八坂神社は女性におすすめの観光地でもあります。

魅力が盛りだくさんの八坂神社は、毎年7月に行われる「祇園祭」の時期に訪れるのが一番おすすめ。

祇園祭は通称「天王様の祭り」として地域の人に親しまれ、「家内安全、商売繁盛、無病息災」を願い4基の神輿が大沢町内をまわります。

お祭りが好きな方は、ぜひ祇園祭の際にお越しになってみてはいかがでしょうか。

アクセス 京阪電車「祇園四条」駅より徒歩約5分
阪急電鉄「京都河原町」駅より徒歩約8分
住所 京都府京都市東山区祇園町北側625
拝観料 無料
おすすめの時期 7月中旬:八坂神社祭礼

円山公園

円山公園

続いてご紹介する祇園のおすすめ観光地は、円山公園です。

円山公園は、先ほどご紹介した八坂神社の東にあり、京都市内では最も古い公園です。公園が完成したのはなんと今から130年ほども前のこと。明治時代までは八坂神社の境内に円山公園がありました。

円山公園は池泉回遊式※1の庭園で、池の周囲を一周しながら庭園が観賞できます。

※1:江戸時代に発達した日本庭園の一様式

この円山公園を訪れるおすすめの時期は春の桜の季節で、通称「祇園の夜桜」※2と呼ばれる大きな枝垂桜(しだれざくら)を楽しむことができます。

その他には、幕末に活躍をした坂本龍馬と中岡慎太郎の銅像が園内に設置されているため、円山公園の枝垂桜を楽しみながら有名な二人の銅像を探してみてはいかがでしょうか。

※2:正式名称は一重白彼岸枝垂桜(ひとえしろひがんしだれざくら)

アクセス 【バス】
京都駅から市バス100・206系統で「祇園」下車

【電車】
京阪「祇園四条」駅から徒歩約10分
阪急「河原町」駅から徒歩約14分
地下鉄「東山」駅から徒歩約15分
住所 京都府東山区円山町
入場料 無料
おすすめの時期 4月上旬~4月中旬:春の桜の季節

花見小路

花見小路

最後にご紹介する祇園のおすすめ観光地は、花見小路です。

花見小路は京都市の南北の通りのひとつで、祇園の中心を通るメインストリートでもあります。

花見小路は、情緒溢れる木造長屋が両脇に連なり、足元には石畳の道が続く、古都・京都を感じられる人気の観光地。和カフェやおいしいご飯屋さんもたくさんあるので、街歩きのしやすい春や秋の時期に訪れるのがおすすめです。

そして、このエリアでは運が良ければ本物の芸妓・舞妓さんが見られることも。

京都らしい雰囲気を味わいたい方は、ぜひ着物を着て花見小路を散策してみてはいかがでしょうか。

アクセス 京阪電車「祇園四条駅」より徒歩約1分
阪急電車「河原町駅」より徒歩約5分
住所 京都府京都市東山区祇園町
入場料 無料
おすすめの時期 3月~4月:春の季節
11月~12月:秋の季節

祇園に着物で行くなら?

京都らしい情緒あふれる観光スポットの多い祇園エリア。

せっかく祇園を訪れるのなら、着物を着て装いから京情緒を堪能してみてはいかがでしょう。

そこでここよりは、。祇園の観光スポットを巡るのにおすすめの着物をご紹介いたします。

小紋 / スモークブルー

本手加工友禅小紋 | 京都きもの市場

本手加工友禅小紋 | 京都きもの市場

最初にご紹介する着物は、スモークブルーの小紋です。

小紋とは「細かい模様が全体的に入っている着物」のことを指し、普段の買い物や街歩きや観光におすすめの着物。祇園観光にも気軽にお袖を通していただけるTPOの着物です。

こちらの小紋は、スモークブルーを基調とした絹布に、雪がひらひらと舞っているかのような美しいたたき染めが施されています。また、ちらりと見えるサーモンピンク色の裏地がアクセントに。

気品あふれる大人の佇まいと上品な華やかさを兼ね揃える着物を着て、祇園を巡ってみてはいかがでしょうか。

小紋 / 桜色

続いて、桜色の小紋をご紹介します。

この小紋はポリエステル100%の「東レシルック」の着物です。東レシルックは、国内合成繊維メーカーである東レ株式会社が作った高級シルク調繊維のこと。

上品で美しい光沢、そして限りなく絹に近い独特の感触を持ちながらも手軽に洗えるといった特性を持つため、東レシルック地の小紋は、移動の多い観光時にも最適な着物です。

また着物の扱いに不慣れな方でもご自宅でお手入れができるため、着物初心者の方にも最適な着物と言えましょう。

そんな東レシルックの着物の中でも、祇園を観光するならはんなりとした薄桜色の着物はいかがでしょうか。古都京都、なかでも祇園の街並みによく馴染み写真映えもするので、観光がより楽しめることと思います。

着物で祇園観光を

今回は、風情あふれる祇園の観光地と、観光する際のおすすめの着物をご紹介しました。京都の祇園を観光する際はぜひ、着物を着て特別な思い出にしてみてはいかがでしょうか。

また今回は着物をご紹介しましたが、夏には浴衣もおすすめです。

「白色や淡い色の浴衣を着て観光したいけど、透けてしまいそうで心配」とお悩みの方は下記の記事でお悩みを解決につながる対策アイテムをご紹介しています。気になる方はあわせてぜひご覧ください。

2023.04.02

よみもの

平安神宮の見どころランキング。文豪たちにも愛される名所の由縁

2023.05.06

よみもの

祇園で食べ歩きを堪能しよう!おすすめ映えグルメ

2022.08.03

まなぶ

「おすすめの白の浴衣8選!透け対策アイテムもご紹介!」着物・和・京都に関する情報ならきものと

シェア

BACK NUMBERバックナンバー

LATEST最新記事

すべての記事

RANKINGランキング

  • デイリー
  • ウィークリー
  • マンスリー

HOT KEYWORDS注目のキーワード

CATEGORYカテゴリー

記事を共有する