初めての七五三振り返りレポート！「3兄弟母、時々きもの」vol.5

2021.10.23

記事を共有する

いよいよ迎える七五三シーズンを目前に、ワタワタしているご家庭も多いのでは？そんなみなさまにぜひお読みいただきたい、とめっこさんのコミックエッセイ第五弾！ハラハラやちょっとした後悔も、振り返れば大切な思い出ですね。

こんにちは。tomekkoです。

いよいよ七五三シーズンですね〜！我が家も今年は次男が七五三のお祝いをすることになり、ワタワタしています。今年の次男の様子はまた終わってからレポするとしまして、今回は長男の七五三の思い出を振り返ってみたいと思います。

長男が5歳の時は初めての子ということもあり、また着物が好きということもあって七五三を楽しみにいていました。…が、事前に衣装を選びに行って、つくづく「あぁ男の子って…」とため息をついたのが、これ。

女の子の衣装に比べて、男の子の羽織袴の選択肢の少なさよ…！！（涙）

たまたま予約したお店のセレクトがそうだったのか、黒・青・緑・シルバーから選ぶ…という感じ。
柄は鷲か龍か兜か…

まぁうちは本人にも特別なこだわりはなかったので、いくつか試着して明るく見えるものにしましたが、幼い頃から着物好きで自分の七五三もどんな着物を作るかワクワクしながら選んでいたワタシが一番ガッカリしました（笑）

この数年でだいぶ様子も変わってきて、最近では男の子の羽織袴でもパステルカラーや古典柄だけではないおしゃれなデザインも出てきていますね。良きことですね〜。

さて、写真撮影とお詣りの当日。

夏祭りもほとんど甚兵衛で過ごし、5歳にして着物というものを生まれて初めて着ることになった長男。

とにかく着物の締め付け感にヒーヒー言ってました。慣れない足袋に雪駄で歩くのも指の股が痛くて堪らないとほとんど涙目でかわいそうでした。七五三までに、浴衣に下駄でいいからちょっと和装に慣れさせておけば良かった…と後悔しました。

更に苦労したのが写真撮影。

緊張と着慣れない着物でガッチガチの長男。
もともとあまりカメラの方を見るのが得意でなく、写真を撮ると大体半目（涙）の子なんですが、カメラマンさんにポーズをつけられるのが不器用すぎて大変でした。

ちょっと顎を引く、とか右肩だけ後ろに、みたいな細かい指示って大人でも合わせに行くの結構難しいなと思うんですが、長男はもうロボットのように固まってしまって、なかなか指示に従えずハラハラ。

もう少しカメラマンの方も緊張をほぐすような工夫をしてくれたら…と思うんですが、着付けからご祈祷までのプランで流れ作業的な場だったので難しかったのかもしれません。
大人たちにイライラされて益々体が動かなくなってしまい、かわいそうだったなぁ。

そして、母である私もこの時は訪問着を着ました。
車でちょっと距離のある場所だったことや、まだずり這いだった次男を連れていたこともあり一緒に着付けをお願いしたのですが、これもまたちょっと残念なことがありました。

ウゥ…ゆるっゆるの着付け（特に帯周り）たぶん写真撮影用だからだったんでしょうが、何とも自分的にはグッと締まる感じが無く、ずっと不安でした。

そして、帯の位置がなんかすごく低いことにショック…！！

帯って胸高に締めると若々しく愛らしい印象に、下の方にするとちょっと粋というか、玄人感が出るんですよね。

いや、考えてみればその時点ですでに35歳オーバー、そうよねあたしって年増も大年増なんだわって自覚して勝手に凹みました。

そんなちょっとした後悔もあったので、今年の次男七五三では久々に自分の着物は自分で着ようと思います！！（できるのか…！？）