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京都きもの市場バイヤーと行く! 仕入れレポートin東京

京都きもの市場バイヤーと行く! 仕入れレポートin東京

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「京都きもの市場」自社サイトを彩る きもの、帯、かわいらしい小物たち・・・ 日々サイトにアップされる商品は、毎日様々な問屋さんからバイヤーたちが仕入れています。 今回はその仕入れの現場を大公開!バラエティに富んだ商品たちがお客様にお目見えする前の様子、こそっとご覧ください。

全国を飛び回り、バラエティに富んだ品々の仕入れを行うバイヤーさん。
今回は、京都から東京に買い付けに来られるとのこと。

店舗やイベントで拝見するお品がどのように買付けられるのか、バイヤーさんの仕入れに同行させていただきました。

学年に必ず一人はいましたね!

勉強も運動も良く出来て、おまけに優しくて面倒見まで良いという人気者が。

今回京都からいらしたバイヤーさんは、青少年時代、きっとそんな風だったにちがいない!と思わせるジェントルマン。

穏やかな笑顔で引率して下さいました。

こちらがそのバイヤー、野瀬 達郎さんです。

レポーター/池田千恵里

趣味は書くこと!という着物愛好家。国内外において着物PRの経験を持つ。英国駐在時には着物でのお出掛けを常とし、自身の着姿をSNSやYouTube 等でも発信。また、ロンドンで着物ファッションショーを開催するなど、和装のPRに務めている。

今回の買付けでは8軒を回るとのこと。

私が同行したのはそのうちの2軒。

まずはこちらから!とご案内をしたいのですが、問屋さんというのは一般消費者の立ち入りは禁止。

撮影のできる場所も限られていますので、都内某所としてご案内致しましょう。

先ずは長襦袢から。

こんなに沢山の種類を見たのは初めて!

広さも品数もこの倍はありました!

こんな楽しいお柄まで!
野瀬さ~~ん、こんなのどうですか?

可愛いですよ~~!

ですが野瀬さんの耳には届かず。

とほほ。

秋の展示会用に、クリーム・水色・ラベンダーといった人気のお色目を仕入れるのだそう。

京都きもの市場での売れ筋を選びませんとね!

「鱗の墨流し」

「京ぼかし」

「鱗のぼかし」の三種をお買い上げ。

続いて帯コーナーへ!

ダンボールひと箱には30本ほどの帯が入っているそうです。

沢山の平積みの他に、このダンボールも沢山ありましたので、相当な数。

プロでないと選びきれませんね!

野瀬さんの目に留まったフォーマル用の帯。

丸巻きの状態を見るのは初めて!

お値段交渉はそろばんで!

競りに使うような、私にはちんぷんかんぷんな言葉を使って、やり取りをしてらっしゃいました。

続いてお気に召したのは、こちら蚊絣のりんぐ大島。

織れる方が減って、ほとんど出回らない貴重なお品だそう。

大島のシャリ感は無く、表現の仕方はよろしくないですが、毛羽立ったような⁈感じ。

温かみのあるほっこりとした大島です。

生産点数の少ない物は、あったら買っておかないと!と野瀬さん。
かなりお気に召したようで、他のお品を見ながらも、決してお膝の上から離しません!

お客様の為、良いお品は手に入れる!

頼もしい限りです。

こちらの泥大島も野瀬さんのハートをキャッチ!

180亀甲と織りが細かく、こちらも希少性の高いお品。

着物を日常着感覚で着てらっしゃる愛好家の方々に、根強い人気の半幅帯も購入。

これからの秋冬に合う色柄をセレクト!

ラストは訪問着。

どの価格帯を仕入れるかで、悩んでいたようですよ!

需要の多い袷の時期に向けて、沢山仕入れてらっしゃいました。

さて、リズミカルにこちらでの仕入れを終え、次に向かいます。

今度は帯締めの仕入れだそう。

向かった先は、皆さまご存知「龍工房」さん!

房に巻き付けられたこの紙を見たら分かりますね!

愛用されている方も多いかと思います。

野瀬さんは早速仕入れ!

一本ずつ、じっくりと見て選んでいました

私はというと、房に興味津々!

お恥ずかしながら、こんなにも種類があるとは思いませんでした。

教えていただいた種類を、いくつかシェア致しますね!

まずは「蛸房」

「とっくり房」

「切房」

夏物に多い「袴房」

「撚り房」

「小田巻き」

「蕨房」

この他にも沢山の種類があるそうです。帯締めの世界も奥が深い!
そして京都きもの市場さんオリジナルの色見本があるとのことで、見せていただきました。

こんなに種類があるんですね!
龍工房さんは、時々実店舗にいらして、様々な切口のレクチャーをして下さっているそう。

この日も沢山のお話しを伺いましたが、ネットでは書けないお話しばかり。(涙)

ですので皆さまもイベントや実店舗で、是非、龍工房さんの凄いお話し、楽しいお話しを、直接伺って下さいね!

さて、野瀬さんのこの日の買付けはまだまだ続きますが、私の同行はこれにて終了。

野瀬さん、この度は同行させていただき、有難う御座いました!

ネット販売を中心に、5店の実店舗を持つ京都きもの市場さんですが、その他「あなたの街にやってきます!」と銘打って、全国各地でも、年間400回以上の展示会を開催しています。

北海道のラベンダー染めから沖縄の花織まで、各産地から集められたお品が並ぶ展示会。

今回野瀬さんがセレクトしたお品を手にするのは、皆さまかもしれませんね!

今回ご紹介した商品が並んでいるかも?

あなたのお住まいの都道府県に、京都きもの市場がお邪魔します!

スケジュールはこちらをご確認ください。

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